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2006.03.2 |
F15戦闘機訓練移転問題を考える市民の集いを開催! |
F15戦闘機訓練移転問題を考える市民の集いを開催!
2月28日 千歳市総合福祉センター
3月 1日 苫小牧市民会館小ホール
F15戦闘機訓練移転問題を考える市民の集いが、2月28日(千歳市)3月1日(苫小牧市)開催された。
2月28日の千歳市の集いでは、連合北海道の渡部俊弘会長が主催者として「今回のF15戦闘機訓練の移転問題というのは、ただ単に騒音が問題だからということではなく、今回の再編全体をどう捉えるかということが大事である。日本がアジアはもとより世界の安定と調和に積極的な役割を果たそうとするなら、国家間の然るべき距離感、つまり国家主権というものを見つめ直すことから始める必要がある。今回の問題をそれぞれの立場から掘り下げて考えていく契機となることを期待したい」と挨拶を行った。千歳市の集いには前国会議員の小林ちよみさんも駆けつけ、連帯の挨拶を行った。
苫小牧市での主催者挨拶は、佐藤富夫連合北海道事務局長が行った。吉元政矩さん(元沖縄県副知事 現在沖縄21戦略フォーラム代表)の「同盟変革(alliance・transformation)」と題した講演が行われた。「アメリカの軍事訓練は戦時のための訓練であって、深夜など好きな訓練を行う。今回の再編の動きは、アメリカがねらう世界の軍事戦略上で出てきていることであって、自衛隊との共同訓練の強化をねらっているものだ」など、これまでの日米の軍事関係の経過、F15戦闘機訓練移転問題が出てきた背景、そして、今後予想される動きや他の地域での状況などをわかりやすく語った。
民主党道民連合幹事長の沖田龍児幹事長は、「今道議会の中で、高橋知事に明確に移転拒否を表明させる」力強く表明した。また、苫小牧市議会議員総合開発特別委員会委員長の渡邊敏明さんが「現地の訓練の様子は想像以上の騒音と訓練の様子であった。また、基地の近くに住んでいる人たちの暮らしは洗濯物も干せない厳しい状況だった」など苫小牧市議会として嘉手納基地を視察に行った様子が報告された。(集会アピール)
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