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2006.03.10 |
全道総決起集会に2,200人! |
「格差是正と賃金改善」めざし闘うぞ!
2,200人が結集し、全道総決起集会を開催
連合北海道2006春季生活闘争本部は3月10日、札幌市で「2006春季生活闘争勝利 全道総決起集会」をひらき、格差是正と賃金改善を求めて大手も中小も、公務も民間も一致団結して闘っていくことを確認した。
渡部本部長「負けることのできない闘い、がっちりとスクラム組もう」
2,200人の参加者を前に、主催者を代表して挨拶に立った渡部本部長(連合北海道会長)は「この春闘は公正な分配の実現を通じて二極化と格差拡大阻止が大きな柱になる」とし、「積極的な賃金改善、格差是正と均等待遇実現、ワークルール、ワークライフバランスの確立が重要だ」と訴え、「連合北海道の春季闘争は厳しい情勢下で闘うことになるが負けることのできない闘いだ。がっちりとスクラムを組んで一体となって闘っていこう」と呼びかけた。
佐藤事務局長「春闘勝利、社会と政治を変えてこそ労働運動の金メダル」
続いて佐藤事務局長が、「北海道では13年目を迎える地場集中決戦方式は全国に拡大して取り組まれているが、今日段階で約400組合がエントリーしている。4月内決着をめざしていきたい。闘争本部は3月16日に北海道経営者協会など経済6団体、北海道労働局に対し賃金改善の獲得、非正規労働者の平等待遇、不払い残業の撲滅、政策制度要求など22項目の要請を行う」と闘いを提起。また季節労働者問題にふれ、「冬期の生活を支えている援護制度が来年3月に打ち切られようとしている。北海道知事を先頭にオール北海道で制度の存続・改善を求める取り組みを行っている。仲間の皆さんのご支援をお願いしたい」と呼びかけた。さらに「2006春季生活闘争を勝利し、社会と政治を変えてこそ労働運動の金メダルだ。先行組合が勝ち取った成果は、後に続く地場中小組合に勇気と力を与える。勝ち抜こう」と訴えた。
各部門から決意表明
各部門からの決意表明では、まず民間産別を代表して電力総連の武田事務局長が「規制緩和により電力の自由化がはじまり、生き残るために効率化、コスト削減、人員削減がすすめられている。組合員のがんばりに応えるために雇用の維持・安定、賃金カーブの確保をはじめとして、3月内決着をめざし一致団結してがんばりたい」、公務部門を代表して自治労恵庭市役所職員組合の横道委員長は「地方自治体の財政状況は、国の押しつけ政策、地方交付税の削減により厳しい状況だ。道内では6割以上の自治体で基本給・手当削減、人件費水が準引き下げられようとしている。昨年の総選挙以降、小泉内閣は公務員つぶしの側面を強めている。国民のセーフティネットを充実させる勢力の結集と民主党の再生が必要。労働を中心とする福祉型の社会を築くためにも来年の統一地方選、参議院選にむけがんばろう」、非正規労働者を代表してサービス・流通連合コープさっぽろの田賀副委員長は「非正規労働者は低賃金の中でも責任ある仕事をこなし頑張っている。賃金の底上げは必要だ。非正規労働者の目線にあわせ、北海道全体の賃金底上げをなんとしても勝ち取ってほしい。要求を一つでも確実に前進させる春闘にしていきたい」、季節労働者を代表して道季労の笠原副会長は「働きたい、仕事がしたくても冬期に失業を余儀なくされる。年間収入は道民平均の半分以下だ。雇用援護制度は大きな役割を果たしている。冬期失業を解消するための通年施工の促進、工事の平準化が解決するまでの間は、制度は絶対に必要だ。8月までが正念場となる。現在取り組んで頂いている署名や闘争カンパに協力願いたい。季節労働者の切り捨てを許さず、断固組織の総力をあげて闘う。」と、それぞれ力強く決意を表明した。
集会はアピールと「高齢者等の負担増に反対し、信頼と安心の医療制度改革を求める決議」を採択。最後に格差是正と賃金改善、勝利に向け団結がんばろーを三唱し、それぞれの職場、地域で頑張ることを誓い合った。
要求・回答・妥結情報を集約しますので、2006春季生活闘争本部・情報センターまでお知らせ下さい。
TEL 011−210−0050 FAX 011−272−2255
以上
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