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2005.03.02 |
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正社員の賃金下がっても均等待遇実現する議論必要だ!(連合本部)
中小・パートの格差是正・均等求める集会で
3月2日、約300名が参加して、「中小・パート労働者等の格差是正・均等待遇実現をめざす集会」が開催された。
まず主催あいさつの連合北海道渡部会長は「格差是正と均等待遇の闘いは社会を変える闘いである。企業内最賃や組織化を進め、弱みにつけ込むことを許さない闘いをしよう。同一価値労働同一賃金、一切の差別をなくし、セイフティネットを実現しよう」と決意を込めて行った。
続く連合本部の田村中小労働対策局長は、基調提起として「パートの8割は正社員と同様な仕事をしているが賃金は5割。職能給全盛の現代にこれでは理屈が通らないではないか。正社員の賃金がたとえ下がることがあっても均等待遇を実現するとの決意で議論が必要だ。春闘の趨勢は、3月中に上げる成果で決まるだろう。水準要求してがんばろう。」と述べた。
次に、この日行った行政への要請行動の報告で、行政の姿勢は全く満足できるものではないが、北海道が雇用対策を早急に見直す表明をするなど、積み重ねによって要求実現を図ると経過報告された。なお、この詳しい報告は“春闘情報”にまとめられる予定。
その後、パート組合員を抱える3単組から報告と決意表明があった。
最初は「ホーマックユニオン」が、組合員の70%がパートで一切の区別がないことと、パート委員会をつくり、業務や職場改善の提案を会社に行い、“コスト計算だけでは出てこない”成果を上げていると報告され、二つめの「東急ストア労組」からは、パートの処遇向上が業績向上につながっている。執行部にパートが入れるよう努力していく。有給休暇の取得率向上が課題だ。最後に「ベニエステート元気ユニオン」からは、職場でいじめにあっても相談し行動する労組があることは心強い。パートの執行部はそんな相談窓口になる。それぞれ、元気に活動していることの報告があった。
集会は最後にアピールを採択し、連合北海道中小・パート対策委員会の森委員長の音頭で団結ガンバロウを三唱して終わった。
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