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2008.02.26 |
連合北海道が「訓練移転反対集会」を開催
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連合北海道は2月23日に、千歳市・市民文化センターで「米軍戦闘機 自衛隊千歳基地訓練移転反対全道集会」を開催し、在日米軍再編に伴う米軍機の訓練移転が25日から強行されようとする中で、米軍戦闘機訓練移転に断固反対し、「日米地位協定の抜本見直し」「在日米軍基地の整理・縮小」のたたかいをさらに強化することを確認しました。
集会は、連合北海道・連合石狩地協・連合胆振地協が主催し、千歳・苫小牧両地区連合と北海道平和運動フォーラムが共催して行われ、訓練日程の関係から緊急に開催されたにもかかわらず組合員や家族、市民団体など800人余りが参加しました。
集会冒頭に主催者を代表して挨拶に立った、連合北海道の柳会長は「米兵の関係する事件が相次ぐ中での訓練移転実施は、心のそこから憤りを感じる。また、沖縄の在日米軍訓練の移転分散が目的としながら、実際には岩国基地からの米軍機の飛来であり、多くの国民・道民の願いとして連合北海道が取り組んできた、在日米軍の整理縮小や日米地位協定の抜本的見直しについてはまったく無視をし、対米・対米軍との協力関係のみを優先する政府や外務省・防衛省の姿勢は許しがたい。一方では、地元に判断をゆだね当事者責任を回避し、唯々諾々と中央政府におもねる高橋知事の姿勢についても、容認することはできない。連合北海道は、引き続き米軍戦闘機の訓練移転に断固反対し、日米地位協定の抜本見直しと在日米軍基地の整理・縮小を求めたたかいを強化していく」と、決意を明らかにしました。
続いて、連帯の挨拶を民主党北海道第5区総支部小林代表と北海道平和運動フォーラム住友代表から受けた後、これまでの取り組みの経過を連合北海道村田事務局長の経過報告、今回の訓練移転にかかわる地元での取り組みの報告を、千歳地区連合の高橋事務局長と苫小牧地区連合の岩田事務局長から受け、移転反対の決議を連合胆振地協木村会長代行が行い、最後に連合石狩地協の山本会長の音頭で団結ガンバローを三唱しました。
集会の後に参加者は、千歳市内をデモ行進し市民にアピールを行いました。
以 上 |
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