2008.02.20
2008年度道予算に向け最重点課題を要請
要請団と近藤副知事
 連合北海道は2月14日、「2008年度道政の最重点課題に関する要求と提言」を近藤副知事に提出した。これは、昨年11月29日に提出した2008年度道予算に関する要請のうち、特に重視する課題を取り上げもので、「道行財政改革」・「雇用・労働政策」・「地域医療の確保」・「原油高対策」の4項目19課題にわたっている。26日から始まる第1定例道議会での予算案審議に反映するよう求めた。
 対応した近藤副知事は、『新たな行財政改革の取組み』として残り7年間の見通しに関わり、削減された地方交付税の復元を関係省庁に働きかけるとしたほか、景気回復の遅れが財政の厳しさにつながっているとし、農林水産業や観光の振興と併せ道内総生産の9%にとどまる製造業の集積を進め、新たな雇用創出基本計画も実効あるものにしたいと強調した。
 また地域医療に関し、広域化・連携構想に伴い各地域で設置される「検討会議」に、地域の連合が参画することについて近藤副知事は、各層の幅広い意見を聞いた方がいいとし、関係部局に伝えると応じた。要請書の内容は下記の通りで、回答は3月上旬までに文書により行われることになっている。

以 上