2006.10.30
連合北海道第19回年次大会開催される


 連合北海道第19年次大会が10月27日、札幌市「北海道厚生年金会館」で開催され、大会には全道各地から代議員、特別代議員228名の他、多数の傍聴者が出席した。
 冒頭、挨拶にたった渡部会長は、連合運動に関係する課題として「小泉政権5年5ヶ月と安倍新政権について」「春季生活闘争について」「季節労働者に関わる課題」「夕張市の赤字再建団体入りと自治体財政に関わる課題」「組織拡大について」の5点を挙げ、公平・公正、安全・安心の新しい社会の創造を求め、安倍政権と対決・対峙する決意や、厳しい姿勢で春季生活闘争に臨むことなどを表明した。
 さらに、「政権奪取の序章には、統一地方選挙の勝利が不可欠の要素」として、知事の奪還、道議会での最大会派構成を訴えるとともに、7月に実施される参議院選挙については、「現野党の過半数獲得がなければ、政権奪取は夢物語となる」「厳しい取り組みだが勇気を持ってトライしよう」と呼びかけた。
 来賓として出席した民主党北海道沖田龍児幹事長、上田文雄札幌市長、峰崎直樹参議院議員(連合北海道国会議員団会長)などからによる激励の挨拶の後議案の審議が行われ、昨年の第18回定期大会で提起した「2006〜2007年度運動方針」の中間年として、この1年間の運動の検証と今後の取り組みにむけた補強を掲げた「2007活動方針」や、来年の統一地方選挙、参議院選挙等の闘争方針を示した「2007年政治決戦の取り組みについて」などが執行部提案どおり承認され、2007年政治決戦に臨む小川勝也参議院議員を始め、道議会議員・札幌市議会議員候補予定者を紹介し、大会参加者全員で激励した。
 また、役員の欠員による一部改選も行われ、新たに中山和則会長代行、佐藤泰光・菅原登・高柳薫副会長を選出し、第9期後半の役員体制が確立した。
 最後に、大会宣言特別決議を採択して閉会した。