2025年第1回定例道議会に向けた連合北海道と民主・道民連合議員会との連携会議を開催

【連合北海道・政策情報No.3(2025年2月20日)】

連合北海道は2025年2月19日(水)朝、ホテルポールスター札幌にて民主・道民連合議員会との連携会議を実施し、本日開催される第1回定例道議会に向けて、連合北海道の2025春季生活闘争をはじめ、政策・制度実現に向けた取り組みやエネルギー・環境政策の基本方針などについて意見交換を行った。

連合北海道・須間会長の挨拶

冒頭、連合北海道の須間会長は「北海道労働局主催の北海道政労使会議が今年も開催され、『物価上昇に負けない賃上げに向けた環境整備の取組強化』の共同宣言が採択された。公共工事の労務費の適正な価格転嫁については道に対し意見反映していただきたい。今月5日には、北海道が開催した北海道創生協議会においては①人口減少対策や社会インフラの充実、②女性活躍の推進、③会計年度任用職員の処遇改善と正規化について発言してきた」と挨拶した。

民主・道民連合議員会・梶谷会長の挨拶

続いて、梶谷大志・民主・道民連合議員会会長は「物価高騰に賃金上げが追いついておらず、道として鈴木知事のリーダーシップが見えてこない。政治姿勢による議会軽視、道民軽視がないよう、道民や弱い立場の声が行き届くように知事としての姿勢や決意を引き出したい。また、北海道カスハラ条例制定が実効性のあるものとなるよう道内事業所との連携も深めていきたい」と挨拶した。

連携会議全体の様子

次に、連合北海道の山田組織労働局長が2025春闘の取り組みについて、①2025春闘では賃上げ分を3%以上、定昇相当分を含め5%以上の賃上げを目安とすることや、②中小企業等の賃上げは、企業規模間格差是正の観点から、賃上げ水準を18,000円または6%以上の引き上げを図ること、③企業規模間格差の是正に向け価格転嫁及び取引の適正化を企業に働きかけ、サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配ができるように周知することなどについて説明した。続けて、連合北海道の永田総合政策局長が「政策・制度実現に向けた取り組みの基本方針」「エネルギー・環境政策委員会の取り組みの基本方針」などについて提起した。

最後に、渕上綾子政審筆頭副会長が第1回定例道議会における質問項目について説明した後、川澄宗之介道議からは「持続可能な学校の実現をめざす意見書(案)」が文教委員会のなかで採択されるよう取り組んでいきたい旨の決意が表明された。

以上