「令和6年能登半島地震」連合被災地救援ボランティアに参加しました

連合は、令和6年能登半島地震への救援ボランティア活動について、構成組織・地方連合会に参加を募り、ボランティアメンバーを派遣しています。
連合北海道は、連合本部の要請に応じ、第11クール・6月2日(日)~8日(土)の期間、海野淳総務財政局次長、石田敬雅道民運動局次長の2名を現地運営スタッフとして派遣しました。

連合被災地救援ボランティア(第11クール)は、石川県七尾市にベースキャンプ(宿泊地)を置き、珠洲市及び輪島市にそれぞれ20名のボランティアを派遣しました。
連合北海道からの2名は、連合本部の2名とともに珠洲市(珠洲班)の運営スタッフを担当し、自治労7名、電機連合7名、セラミックス連合2名で構成されました。

6月2日(日)夕刻の結団式には、芳野友子連合会長が駆けつけ、激励を頂きました。また、参加メンバー間での活発な交流も図られました。

ボランティア活動の初日となる3日(月)、ベースキャンプ出発前の午前6時30分頃、能登地方を震源とする地震が発生し、珠洲市と輪島市で最大震度5強、ベースキャンプの七尾市でも震度4が観測されました。当日の珠洲市での活動は中止、輪島市についても安全が確認された場所のみでの活動に制限されました。
参加メンバーに怪我などはありませんでしたが、被災地に来ていることを改めて認識したところです。

珠洲市でのボランティア活動は、4日(火)から7日(金)まで行われました。4日は、被災者からの依頼に対応した「瓦礫等の撤去作業」、5日~6日は「被災者のニーズ調査」として「宝立地区」の全戸訪問を実施、7日は2班に分かれて「ニーズ調査」と「被災家屋からの家財撤去作業」を行いました。
一連のボランティア活動を通じて、被災者の方々から感謝の言葉を直接いただく場面も多くあり、人と人とのつながりの大切さを改めてメンバー全員が感じたところです。

7日(金)夕刻の解団式には、連合本部の山本昌弘総合企画局長も駆けつけ、この間のボランティア活動の振り返りを行いました。
輪島市・珠洲市の被害は想定した以上に深刻であり、特に活動した珠洲市では、倒壊したまま手つかずの家屋がまだまだ沢山存在し、水道などのライフラインが未だ供給されていない地域も散見され、復旧・復興に向けては相当な時間を要することを強く感じました。
連合北海道は被災地の1日も早い復旧・復興に向けて全力で取り組むとともに、それぞれの立場でできる被災地支援を呼び掛けて参ります。
引き続きみなさまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。