世代を超えて つながれ平和! 旭川集会

3月5日、旭川市内で旭川地区退職者連合女性委員会が主催する「旭川地区退職者連合女性の集い『世代を超えて つながれ平和! 旭川集会」』が開催され、第25代北海道高校生平和大使の吉田桜さんと、長崎研修派遣メンバーの山口菜月さんが「微力だけど、無力ではないに勇気づけられて」と題して活動報告を行いました。

報告に先立ち2023年の全国の高校生平和大使と高校生核兵器廃絶一万人署名活動のメンバーがリレーで歌をつなぐ「全国ピースソングリレー 青い空は」の動画も上映され、長崎研修派遣メンバーの山口さんは「一ヶ月に一度の署名活動に参加し、8月の長崎集会では被爆遺構めぐりや爆心地公園にて献花などを行いました」と活動を報告。

最後に「活動を通して戦争や、核兵器の恐ろしさ、核兵器のない世界を実現していくことの必要性を学びました。今後、歴史を学び、戦争反対への思いを引き続き伝えていくのは私たち若者です。今よりもっと未来が明るくなる世の中を実現していくために、私自身これから先も考え続け、活動していきたいと思います」と述べました。

平和大使の吉田さんは「6月に広島で全国から平和大使が集う結団式から活動が始まりました。今年もコロナ禍により実現できなかった国連欧州本部訪問の代替案として、東京で各国大使館の核兵器廃絶への要請行動や、国会でのノーベル平和賞推薦議員との会談にも参加しました。署名活動は札幌はもとより函館、旭川、登別、苫小牧でも署名活動を行いました。特に旭川と苫小牧では「原爆パネル展」と同時開催し、旭川の連合の方、退職者連合の方々には大変お世話になりました」と平和大使としての活動を振り返った後、「広島、長崎での研修を通して、北海道に住む学生の平和学習が足りないと痛感しました。学んだ私たちが北海道の学生に向けて発信していく必要があると強く感じ、10月の被爆ピアノコンサートでは、幅広い年代の方々が聞きに来てくださり、私たちの活動や、被爆ピアノの持ち主である矢川さんとの会談を通して被爆の現実や広島の今を伝えられたと思います。進学先でも核兵器廃絶に向けて活動を続けていきます」と決意も含めて報告。最後に「旭川での核兵器廃絶一万人署名活動と原爆パネル展、さらに被爆ピアノコンサートの開催など北海道高校生平和大使活動にご尽力いただいた、旭川退職者連合の皆様に感謝を申し上げます」と述べ報告会を終了しました。

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