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2014春季生活闘争ニュース 3号 2014.1.29 連合北海道2014春季生活闘争本部 |
1/29 第2回闘争委員会にて 春季生活闘争・当面の取組(その1)が確認される
北海道の当面の闘いの進め方
◎賃上げ要求について
(1)賃金制度が確立されている産別(組合)は、定昇・賃金カーブ維持相当分(約2%)を確保し、過年度物価上昇分、生産性向上分など、賃上げ(1%以上)として求める。また、格差是正・配分のゆがみの是正(1%を目安)の要求とその実施について早期に確認し、賃金・労働条件の改善、全労働者の処遇改善のための取り組みを、方針にもとづき交渉を進めていく。
(2)賃金制度が未整備な(定昇制度がない)産別(組合)及び、これから要求を決定する中小・地場組合は、賃金カーブ維持相当分(4,500円)及び賃金水準の低下、賃金格差、賃金のひずみの是正分(5,000円)を賃金引き上げの目安とし、合わせて9,500円の引き上げを求める。
今次闘争の趣旨を踏まえた取り組みを展開するよう、指導・支援を徹底・強化する。
(3)非正規労働者については、パート時給1,000円(時給が800円に達していない組織は800円を求める。時給が800円に達している組織は「誰もが時給1,000円」)を求める。時給では、30円の引き上げを求める。
(4)2014「地域ミニマム運動」に結集している組織については、既に提起しているとおり、個別賃金データを基本に、年齢ごとに最低限到達すべき賃金水準(以下の「表」)を最低到達目標として取り組む。
【2014 地域ミニマム設定(最低到達目標)】 全産業、男子、第1四分位
年齢 |
2012
調査額(A) |
2013ミニマム
設定額(B) |
2013
調査額(C) |
2014ミニマム
設定額(D) |
2013設定額との
差異(D)-(B) |
20歳 |
149,000 |
151,400 |
145,400 |
161,500 |
+10,100 |
25歳 |
171,600 |
173,900 |
183,800 |
184,000 |
+10,100 |
30歳 |
177,900 |
196,400 |
184,400 |
206,500 |
+10,100 |
35歳 |
197,000 |
218,900 |
214,000 |
229,000 |
+10,100 |
40歳 |
201,000 |
241,400 |
199,900 |
251,500 |
+10,100 |
※1歳1年間差 4,500円(昨年と同額)
5)今次闘争では、労働組合が、原資の確保と配分のあり方に関与し、「底上げ・底支え」「格差是正」に全力をあげる。
6)春季生活闘争の一環である情報開示についても、各産別・地協の協力のもと一層の促進を図っていくこととする。
全道各地域で、春闘討論集会 始まる!
1/24-25の石狩ブロック(ポールスター札幌 90人)を皮切りに、1/25-26で渡島ブロック(グリンピア大沼 90人)・十勝ブロック(ホテル大平原195人)にて、地域討論集会が開催されました。各集会では、特定秘密保護法の廃止を求めるアピールも採択されました。
また集会の前段には、連合北海道役員が地協・地区連合の役員と共に各自治体などへ雇用確保、地方財政の確立などの要請行動も行っています。今後は、2/1の空知・留萌・胆振と続き、2/15までに道内の全13地域で開催していきます。
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今こそ賃上げ、
デフレから脱却!
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