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2013.06.06 2013北海道最賃情報 No.2 連合北海道最賃対策委員会 |
第1回北海道地方最低賃金審議会を開催−審議会議論がスタートし、1回目から激論!
6月6日、平成25年度第1回北海道地方最低賃金審議会(以下「本審」と略す)が、公開のもと開催された。
本審では、第45期本審委員の紹介後、会長に放送大学教授の道幸哲也氏を、会長代理に小樽商科大学教授の小田福男氏を選出した。また、今後の審議日程については、中央最低賃金審議会の動向が定かでないが、例年どおり7月上旬頃(昨年は7/9)に諮問し、審議を経て、10月1日発効目標とすれば、8月5日答申がリミットであるという答申日別・発行予定日が事務局から提案された。また、産業別最低賃金の改定決定の意向確認について、現行の4業種(鉄鋼、電機、乳糖、船舶)全てから表明があり、7月に「申出書」提出予定と報告された。その後、運営小委員会の設置を確認し、委員の選出(※参照)を行うとともに、例年どおり、時間給の多い従業員を抱える事業場2社を選定し、視察することが確認された。
労働側は、本年度の審議にあたって、昨年は、生活保護とのかい離解消と合意した期間(5年)の最終年だったが、未だに解消されていない。議論の進め方として、雇用戦略対話合意に基づき「全国最低800円、全国平均1,000円」に到達するための行程表、条件整備に向けて、十分な議論が行える審議会運営となるよう提案した。しかし、使用者側は、「現在の北海道の経済力水準からすると今の地賃は高い。経営側からしておかしい」旨の発言をしたことから、労働側は「労働者の置かれている実情を全く理解していない」と反論し激論となった。最終的には、引き続き議論を行っていくことで整理が図られた。 第2回本審は、7月上旬の予定である。
<北海道地方最低賃金審議会の労働側委員>(五十音順)
大磯 扶三彦 |
UAゼンセン北海道支部 常任(最賃審議会運営小委員会委員) |
永田 重人 |
連合北海道 組織労働局長(最賃審議会運営小委員会委員) |
布施 政彦 |
フード連合北海道地区協議会 事務局長 |
山田 悦子 |
アークスグループ労働組合連合 事務局次長 |
渡辺 直志 |
連合北海道 副事務局長(最賃審議会運営小委員会委員) |
【議会決議などの当面する行動に全力投球を!】
◆各自治体への意見書採択の取り組み(第2回定例議会で必ず採択することで取り組む)
◆FAX要請行動
◆昼休み集会の開催
7月下旬〜8月上旬 12:20(20分程度) 札幌第1合同庁舎前(北区北8条西2丁目南向き)
◆全地協テープ街宣行動
最低賃金についてのご意見を連合北海道最賃対策委員会までお知らせ下さい。
TEL 011−210−0050 FAX 011−272−2255
メールは organization@rengo-hokkaido.gr.jp まで |
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