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2013春季生活闘争情報No.1 2013.3.11 連合北海道2013春季生活闘争本部 |
経済5団体と連合北海道との労使懇談会が開催さる!
連合北海道は、去る3月4日、経済5団体(北海道経済連合会・ 北海道商工会議所連合会・北海道経済同友会・ 北海道中小企業団体中央会・北海道商工会連合会)に対し、「すべての労働者の賃金・労働条件に関する要請」及び、「自治体財政の確保と地方分権の確立に関する要請」を行い、実質上、北海道における2013春闘が始まった。
冒頭、連合北海道工藤会長の挨拶では、「デフレ脱却の為に、何より必要なのは働く人の賃金を上げ、消費拡大につなげることが必要である」。また経営(企業)の果たすべき役割については、「過度の賃金抑制は、景気を一段と冷え込ませることや、デフレ脱却のためには、賃金や労働条件の底上げを図り、将来に対する不安、格差や貧困の問題を解決することによって、雇用が確保され、賃金が上がり消費も増え、企業収益も増えるという好環境を創ることが肝要であり、社会的責任を自覚し、その役割を果たすべきである」と強く訴えた。
これに対して、経済5団体を代表して北海道経済連合会の近藤会長からは、「経団連の米倉会長は、業績が上がっている企業は、一時金などで対応すべきとしており、私どもとしても、基本的には同じ姿勢で臨むべきものと考えております」と、月例賃金の引き上げについては、否定的な考えであることを示した。また、「春季労使協議は、各企業における諸課題について話し合う大事な場と考えていること。労使が課題を共有し、真摯に話し合い、企業の発展、従業員の雇用の安定や労働条件の向上等、双方にとってより良い結果につなげていただきたいと思っている」と結んでいる。
連合北海道は、3月4日午前、行政(北海道)への要請行動を実施し、翌3月5日には、北海道労働局に対しても要請行動を行った。
(1)北海道への要請行動
日 時 2013年3月4日(月)11:00〜11:20 場 所 北海道庁 3階 副知事応接室
対応者 【北海道】高原副知事、石垣労働局長、山岡雇用労政課長、甲谷主幹
要請内容 (a)「新規学卒者就職支援、雇用安定・創出、官製ワーキングプア解消」に関する要請
(b)自治体財政の確保と地方分権の確立に関する要請
要請者 【連合北海道】出村事務局長、武田副事務局長、渡辺副事務局長、永田組織労働局長
坪田総合政策局長他
(2)北海道労働局への要請行動
日 時 2013年3月5日(火)11:00〜12:00
場 所 札幌第1合同庁舎 8階会議室
要請内容 「すべての労働者の賃金・労働条件に関する要請」
対応者 【労働局】田中労働局長、大塚総務部長、松瀬職業安定部長、吉村総務(労働局)課長
井上企画室長、田之上監督課長、濱田安全課長、佐藤健康課長、田中賃金課長、
佐々木労災補償課長、古田職業安定課長、高田職業対策課長、前田求職者支援室長、
小林需給調整事業室長他
要請者 【連合北海道】 工藤会長、林会長代行、熊澤副会長、添田副会長、畑山副会長、安田副会長、
出村事務局長、武田副事務局長、渡辺副事務局長、永田組織労働局長、齊藤組織拡大局長、
坪田総合政策局長、緑川道民運動局長、山田女性委員会委員長他 |
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