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2012.10.05 2012北海道最賃情報 No.7 連合北海道最賃対策委員会 |
2012年度 特定(産業別)最低賃金(4業種)改正なる!
◇鉄鋼832円(+9円)【10月3日第4回専門部会】
◇船舶777円(+9円)【10月3日第4回専門部会】
◇乳糖781円(+9円)【10月5日第4回専門部会】
◇電機776円(+9円)【10月4日第5回専門部会】
【発効日】 鉄鋼・船舶 2012年12月1日(土)発効
電機 2012年12月2日(日)発効
乳糖 2012年12月5日(水)発効
特定(産業別)最低賃金の改正決定にあたって
2012年度の特定(産業別)最賃の金額審議は、9月18日第1回の専門部会(4業種合同)から、それぞれ第2〜第5回の専門部会審議を経て、10月3日は鉄鋼、船舶。10月4日は電機。10月5日は乳糖がいずれも9円の引き上げで決着した。いずれも全会一致で結審している。
発効日は、鉄鋼・船舶が12月1日、電機が12月2日、乳糖が12月5日となる。
北海道においては全労働者の4割に及ばんとする非正規化、加えて25%を超えようかという高齢化の現状にある。北海道経済を支えるべき産業の維持と基幹産業4業種として優秀な人材の維持・確保が求められており、そこに働く人たちの処遇改善も当然図られるべきことであることから、特に、4業種の最低賃金について大幅な引き上げを求めていた。
現行の4業種最賃は、鉄鋼823円(地賃比+14.5%)、電機767円(地賃比+6.7%)、乳糖772円(地賃比+7.4%)、船舶768円(地賃比+6.8%)で4業種の単純平均は782.5円となっており、労働側としては当面、優位性の確保で、地域最賃比115−120%を目安に金額審議を継続していた。
しかし、ここ数年大幅に引き上げられている地賃に対して、地賃比率115−120%の引き上げ目標は使用者側にとって厳しい水準となり、実質的に4業種とも8円〜10円の攻防となり、結果すべての業種で9円の引き上げとなった。
最低賃金についてのご意見を連合北海道最賃対策委員会までお知らせ下さい。
TEL 011-210-0050 FAX 011-272-2255
メールは organization@rengo-hokkaido.gr.jp まで
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