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2012.07.24 2012北海道最賃情報 No.2 連合北海道最賃対策委員会 |
第1回北海道最低賃金専門部会を開催−最定賃金改定に向け、いよいよ議論開始−
本日24日、第1回専門部会にて参考人意見聴取が行われました。
労働側を代表して東部豊平労働組合の細川元気さんから、「・・・最低賃金705円ではいくら長時間働こうとも月に10万円程度。生活の向上にはならず、ワーキングプアを生み出し、北海道の経済がますます疲弊していくと考えます。・・・中略・・・少なくとも人間らしい生活ができる時給を確保すべき。パートで生計を立てている人の生活が成り立つ時給を設定すべきです。現状ではパートタイムでは親元からいつまでたっても独立できないでいる。アルバイトを掛け持ちする事もあり、学生ならいいが、この時給では生計を立てて行くのは不可能だ」と、厳しい労働実態を報告しました。
使用者側は、北洋ビル管理株式会社の岡田社長から、ビルメンテナンス業界は、人件費が生産費の8割を占める労働集約産業であり、年金や社会保険など、法定福利費を含めた上昇分の財源確保に苦しんでいる。現行法令は、発注する側には、責任と義務を求めていないばかりか、官公庁を含む発注者には、最低賃金をはじめ年金や社会保険および健康診断費用などの法定福利費等の公的負担が可能な契約金額の保証責任すら求めていない現状が報告されました。
この後、今後の当面の審議日程を確認して、終了となりました。
〔北海道最賃審議会の今後の日程〕
7月31日(火) 13:30〜 第3回北海道地方最低賃金審議会、第2回運営小委員会、第2回専門部会
8月 2日(水) 16:00〜 第3回専門部会(予定))
8月 日( ) 第4回北海道地方最低賃金審議会(答申)
いよいよヤマ場! 全道13地域協議会でテープ街宣スタート!
7月23日(月)朝10時!
石狩地協では、この日から最賃引き上げのスローガンを掲げた街宣車で札幌市内を走行しています。
札幌市内の声優を目指す専門学校の学生さんのご協力で録音したテープを流しています。
お近くで連合北海道の街宣車を見かけたら、ぜひ耳を傾けて下さい。
最低賃金についてのご意見を連合北海道最賃対策委員会までお知らせ下さい。
TEL 011-210-0050 FAX 011-272-2255
メールは organization@rengo-hokkaido.gr.jp まで |
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