2008/12/17 第40回地方委員会
第3号議案
連合北海道結成20周年の取り組みについて
1990年2月、官民の労働戦線が統一し連合北海道が発足しました。そして、2010年には結成20周年を迎えます。連合北海道は産別運動を軸としつつ、「地協」組織と全道をネットワークする「地区連合」を組織し、地域住民の目線で地域の課題に取り組み、地域活動を重視してきたことに大きな特徴があります。地域における雇用や医療、福祉、地域活性化をはじめとする「政策提言と要求」など地域に根ざした運動を目指し、地域に顔の見える連合運動を追求してきた歴史です。
この20年は、多くの先輩、活動家、組合員、家族に支えられてきた歴史でもあります。
「ゆとり・豊かさ・公正な社会」を掲げてスタートした連合運動は、パート、契約、派遣労働者などの非正規労働者の雇用問題、ワーキングプアなど社会のセーフティネットが大きく揺らぐ事態に直面しています。私たちが労働運動はその役割を問われるなかで、結成20周年を迎えようとしています。
結成20周年の目的は、「この20年の北海道における連合運動の歴史を再確認し、学び、大きく変化する社会・経済状況の中で、労働運動が果たす役割・展望と次なる飛躍に向けた意志結集をはかる」(連合北海道第20回定期大会第5号議案)です。単に20周年のお祝いとするのではなく、総括に基づき、連合運動の強化をスタートさせることが重要です。
この方針に基づき、連合北海道結成企画委員会、連合北海道結成20年史編集委員会を以下の通り設置します。
1. 連合北海道結成20周年事業推進体制
(1) 連合北海道結成20周年実行委員会及びプロジェクトチーム
□実行委員会
連合北海道執行委員会、産別、地協、退職者連合の代表者で実行委員会を構成。
(実行委員長 柳 薫会長)
□プロジェクトチーム(PT)
次の産別の書記長クラスでプロジェクトチームを構成する。プロジェクトチームは結成20周年記念事業の企画・検討を行い、その案を実行委員会にはかる。
自治労、北教組、UIゼンセン同盟、情報労連、自動車総連、電力総連、JP労組北海道、
JR総連、運輸労連、国公連合、森林労連、基幹労連、電機連合、サービス・流通連合、
全労金
□事務局(企画委員会)
連合北海道にPTの役職員で事務局を設置し、企画委員会と位置付ける。記念事業毎に執行委員を責任者とするの実行責任者を配置する。
●事務局(企画委員会)の構成
委員長 村田 仁(連合北海道・事務局長)
副委員長 高瀬典幸(副事務局長)
〃 武田伸一(副事務局長)
事務局長 上野由照(総務財政局長)
委 員 渡辺直志(組織労働局長)
〃 中村誠吾(総合政策局長)
〃 浅田明廣(非正規労働センター局長)
〃 松浦俊一(連合北海道20年史担当特別執行委員)
事務局/総務・財政局
2. 連合北海道結成20周年記念事業について
次の事業について企画・検討を行う。
@ 記念シンポジウム 連合北海道の20年を総括する視点と今後の展望
A 記念祝賀会(レセプション) 構成組織、地域組織、勤労道民とともに20年を祝う
B 記念事業 20年の節目にふさわしい社会から共感を得られる事業
C 連合北海道20年史の編纂 2010年2月1日(結成記念日)に発刊を目指す。
D 功労者表彰 連合北海道発展に貢献された功労者を表彰する。
3. 連合北海道20年史編集委員会の設置
●連合北海道20年史編集委員会の構成
人選は、企画委員会において行う。構成;顧問、編集委員長、副編集委員長(若干名)、事務局長、委員(若干名)
4. 準備作業大まかなスケジュール
□2008年
・連合北海道20年史編纂室設置、企画・編集作業開始(11月)
□2009年
・企画委員会にて記念事業など検討開始
・方針を確定
・夏〜秋 記念イベントなど
□2010年
・2月1日 20周年記念日事業、レセプション(祝賀会)
5.予算について
■連合北海道20周年記念事業特別会計
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2008年度積立
2009年度積立 |
1,000万円
1,000万円 |
第20回定期大会確認済み
第21回年次大会確認済み |
合 計 |
2,000万円 |
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以 上