第3号議案
第33回地方委員会/2006年6月28日
第21回参議院議員選挙闘争の推進について(案)
1.はじめに(若干の経過等)
(1)第21回参議院議員選挙は、政権交代を現実化させる重要な闘いです。そのためには、与野党逆転と民主党の大躍進が不可欠となり、道内に置いても、複数議席の獲得をめざさなければなりません。また、統一自治体選挙との12年ぶりの同年施行でもあり、あと1年余となっています。
連合北海道は、これまで、参議院議員選挙闘争の方針について、つぎのとおり確認しています。
□ 連合北海道の方針(第18回定期大会)
第21回参議院選挙の候補者擁立方針について、政権戦略会議の議論を踏まえ民主党北海道の決定を受けて議論することとしますが、遅くとも06年前半の地方委員会で方向性を確認することとします。
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(2005年12月1〜2日)
(2)6月3日、民主党北海道は、第7回運営委員会において、「政権交代の実現に向けて最低でも複数の議席獲得をめざし、選挙区においては2名の候補者擁立を最大限追求するとともに、比例区北海道ブロックの重点候補者を擁立していく」という、これまでの方針を踏まえ、小川勝也参議院議員(北海道選挙区選出)を第一次公認候補者として民主党本部に上申することを決定しました。
(3)同時に、「選挙区における第二次公認・推薦候補者(二人目)については、一次候補者とは異なる魅力・特色をアピ−ルできる候補者の擁立をめざし、最大限努力する」「比例区北海道ブロック重点候補者については、道内在住者で知名度や実績があること等を重視して擁立作業を急ぎ、選挙区選挙との一体選挙を追求していく」との方針についても決定するとともに、今年9月を目途として全候補者を確定できるよう全力をあげるとしています。
こうした決定に基づき、6月5日、民主党北海道から連合北海道に対し、[別紙@]のとおり小川参議院議員の推薦要請がありました。
(4)この要請を受けて、連合北海道としては、政権戦略会議の構成団体であることを踏まえ、決定された方針については、これを受け止めて努力することを基本としながら、@現職を第一次公認として先行させることについては、統一自治体選挙との早期連動の意味から理解するものである。A選挙区における二人目の候補者擁立は、民主党北海道としての主体的・積極的姿勢として受け止めるものであるが、知事戦略も視野に入れたより広範な支持・協力が前提であり、一層熟慮されるべきであること。B複数候補者擁立の場合には、推薦の可否および想定される選挙態勢について、地域や組織を二分しないことを基本に十分協議するが、民主党北海道がより主導的役割を果たすよう期待している。との認識を表明しました。
2.北海道選挙区候補者の推薦について
(1)連合北海道は、以上の経過と要請に対する認識を踏まえ、北海道選挙区候補者として、小川参議院議員の推薦を決定することとします。
なお、二人目の候補者擁立については、今後の検討推移を見守りながら、民主党北海道などに必要な意見を反映していくこととします。
@ 選 挙 名
第21回参議院議員選挙
A 推薦候補者
北海道選挙区 小川勝也(現北海道選挙区選出参議院議員・2期・42歳)
(略歴は、[別紙A]のとおり)
3.比例区候補者の取り扱いについて
(1)参議院比例区に対する、全国産別組織内候補擁立(下表)については、連合本部は、[別紙B]のとおり6月15日の第9回中央執行委員会で推薦決定しました。(10月中央委員会で機関としての確認)
連合北海道は、この決定を確認するとともに、今後の取り扱いについては、連合本部および候補擁立産別との連携・協議をはかりながら推進していきます。
擁立産別 |
候補者名 |
年齢 |
区 分 |
擁立産別 |
候補者名 |
年齢 |
区 分 |
自治労 |
相原 久美子 |
59 |
新人 |
基幹労連 |
とどろき 利治 |
46 |
新人 |
UIゼンセン |
川合 孝典 |
42 |
新人 |
日教組 |
神本 美恵子 |
58 |
1期 |
自動車総連 |
池口 修次 |
56 |
1期 |
電力総連 |
藤原 正司 |
60 |
1期 |
電機連合 |
若林 秀樹 |
52 |
1期 |
情報労連 |
吉川 沙織 |
29 |
新人 |
(2)北海道ブロック重点候補については、前述したとおり、「道内在住者で知名度や実績があること等を重視して擁立作業を急ぎ、選挙区選挙との一体選挙を追求していく」とされています。
連合北海道は、これからの擁立作業を注視しながら、必要な意見については民主党北海道に反映します。また、候補者擁立が確定した場合には、@組織内候補擁立産別については、当然のことながら組合員・家族を基本に当該産別擁立候補とする。A候補擁立以外の産別については、原則として北海道ブロック重点候補とする、との立場に立って産別との協議、調整をおこない、議席獲得をめざします。
以 上