第3号議案 2005年5月11日/第18回政治センタ−拡大幹事会提起
2005年7月1日/第31回地方委員会
連合北海道の推薦基準(案)
<2007年第16回統一自治体選挙>
□ 北海道知事・札幌市長
1.次回の北海道知事候補は、「政権戦略会議」(2005年3月26日設立総会)が 基軸となって擁立作業を進めていくこととなるが、連合北海道としては、「勤労者 ・生活者の視点と立場に立つとともに、広く各界各層からの支持が得られ、分権推 進と自治の拡充を基調とした北海道づくりに対する明確なメッセ−ジとリ−ダ−シ ップをもった新しい候補者である」ことが、現時点における推薦の基本的要件と考 えている。
2.今後においては、連合北海道の運動方針および政治方針並びに道政に関する「要 求と提言」)など、政治理念と政策の基調について共有し、その実現にむけて協働 する立場に立つ候補者であることを基本原則としながら、「政権戦略会議」での擁 立経過や候補者決定を踏まえ、具体的な推薦決定の手続きをすすめることとする。
なお、札幌市長選挙については、上田市長の再選を前提に、札幌市政の検証をす すめるなど、札幌地区連合、石狩地協などとの連携を強めながら、しかるべき時期 に推薦決定していく。
3.連合本部は、衆議院議員・参議院議員の国会議員に加え、都道府県・指定都市の 首長選挙の候補者についても推薦決定の範囲とし、その推薦基準をつぎのとおり定 めている。
(1)「連合の進路」「運動方針」「政策・制度要求と提言」など、連合の政治理念や 政策の基調を共有し、その実現に向けて協働する立場で活動をしてきた候補者ま たは、活動しうると判断できる候補者を選択する。
(2)人格、識見、行動が、連合の推薦候補者としてふさわしいと判断される候補者 を選択する。
(3)推薦にあたっては、政策協定を締結する候補者であることを要件とする。
□ 北海道議会議員
1.2007年の北海道議会議員選挙の候補者推薦にあたっては、
(1)連合北海道の運動方針および政治方針と政策(道政に関する「要求と提言」) を支持し、連合北海道推薦議員団会議に所属することを原則とする。
(2)さらに、「政権戦略会議」で確認されている候補擁立委員会の「擁立および推 薦指針」(【別記@】)を最大限に遵守することを基本とする。
2.各連合地協(地区・支部連合含む)は、以上の原則と基本を踏まえ、民主党およ び産別から推薦申請があった場合には、機関決定を行い、連合北海道に申請する。
なお、推薦決定にあたって、各地協は、確認書を取り交わすことを要件とする。
3.連合北海道は、各連合地協から機関決定を経て候補者の推薦申請があった場合に は、執行委員会で確認し、大会および地方委員会で正式決定する。
なお、空白選挙区(特に一人区の場合)や複数擁立選挙区における候補者擁立の 過程において、前記1の(1)(2)によりがたい事情にあると判断される場合に は、組織混乱が起きることのないよう、連合北海道の組織的統一対応を前提としな がら、「議席獲得の可能性」や「道議会における多数派形成の展望」などについて 徹底検証したうえで推薦の可否を決定するものとする。
【別記@】 政権戦略会議/候補擁立委員会「擁立および推薦指針」
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@ 政権戦略会議・政権戦略フォ−ラムの目的や掲げる北海 道マニフェストに賛同する者とする。
A 同時に、政権戦略会議・政権戦略フォ−ラムが推挙する 知事候補を支持し、一体的に選挙戦を展開することができ る者とする。
B 原則として、民主党の公認もしくは推薦が得られる者と する。
C 基本的に統一会派(民主党を中心とした)に所属するこ ととする。
なお、候補者を支援する諸団体については、前記の指針 を踏まえ、それぞれの基準により推薦するものとする。
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□ 札幌市議会議員
札幌市議会議員選挙の候補者推薦にあたっては、基本的に、北海道議会議員選挙の取扱いに準ずることとする。
なお、市長選挙との関係については、「上田市長の再選について原則的に支持する」ことを付加するものとする。
□ 市町村長および議員(札幌除く)
1.札幌市を除く市町村長選挙の候補者については、
(1)市町村長にふさわしい人格、識見を有すること。
(2)原則として、勤労者・生活者を重点においた政策を推進すること。
(3)当該連合地協・地区・支部連合の方針および政策を支持すること。
を推薦基準とし、政策協定を取り交わすことができる者とする。
なお、推薦手続きについては、当該地区・支部連合が推薦決定し、連合北海道 はその報告(当該地協経由)にもとづいて執行委員会で決定する。
2.札幌市を除く市町村議会議員選挙の候補者については、
(1)市町村議会議員にふさわしい人格、識見を有すること。
(2)当該地区・支部連合の方針および政策を支持すること。
を推薦基準とするとともに、政策協定については可能な限り追求するとともに、 会派についても、できる限り統一会派となるよう働きかけを行うこととする。
なお、推薦手続きについては、当該地区・支部連合が推薦決定し、当該地協は それを確認するものとする。
以 上
<参考>「確認書」「政策協定」の基本モデル(案)
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確 認 書
1.連合(北海道、地協、支部・地区連合)の掲げる運動方針および政策の基 調について共有するとともに、協働してその実現に努力します。
2.議会における会派構成については、民主党を中心とする会派(○○○○) に所属し、連合推薦議員団の一員としても、議会機能の拡充強化と議会活動 の活性化に努めます。
2006年○○月○○日
○○議会議員候補予定者 ○○○○ 印
連合○○地域協議会会長 ○○○○ 印 |
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政 策 協 定
1.連合(北海道、地協、支部・地区連合)の掲げる運動方針および政策の 基調について共有するとともに、勤労者・生活者に重点を置いた施策につい ては、協働してその実現に努力します。
2006年○○月○○日
○○市町村長候補予定者 ○○○○ 印
連合(地協・地区)会長 ○○○○ 印 |
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