その10
情報発信・情報共有に向けた広報活動と
平和友好の国際連帯活動
 
1.広報・宣伝活動
@ 連合北海道ホームページは、産別、地協、地区連合、組合員をつなぐ情報ネットワークであり、速報性を重視する情報媒体です。また、それは連合北海道の内外に向けた情報発信力であり、多くの皆さんに読まれ、産別・地協が日常の活動に活用できるホームページとなるよう今後も改良に努めます。
現行のホームページの構成・デザインはリニューアルから4年以上が経過しましたので、体裁を一新します。そのため掲載内容の充実、読みやすいホームページにむけ「検討チーム」を設置します。その際、産別、地協に限定公開する(指示文書・談話など掲載)コーナーを設けることも検討することとします。また、特徴ある産別や地域の取り組みの掲載や、組合員参加型のホームページとするため工夫し編集します。ホームページは、連合の関係者はもとより幅広く開かれた情報発信媒体でもあり、労働運動の社会的影響力をひろげるツールとしてその充実に努めます。
A 機関紙「マンスリーれんごう」は、月一回定期発行し、今後も、読みやすい紙面づくりに努め、資料的価値のある情報については号外で発行するなど充実させます。ホームページは自らアクセスする人に限られますが、機関紙はインターネットで行きわたらない部分を補う役割があります。また、産別の役員、活動家、地協役員などと情報共有のための媒体でもあります。
「機関紙」「ホームページ」のそれぞれの特性をふまえ、情報伝達の効率的、効果的な広報活動に努めます。
 
2.国際友好活動
@ 1994年から続いた中華全国総工会【MEMO】との交流については、発展的に黒龍江省総工会との間で調印した「交流協定書」(2007年9月10日)に引き継がれ、2008年に新しい交流がスタートしました。両国関係は重要性をましており、相互交流は両地域の労働組合の相互理解を深め、友好・平和の活動として推進します。
a.2010年度は、2009年に受け入れできなかった黒竜江省総工会代表団5名を受け入れます。
b.2011年度には、連合北海道の代表団5名を派遣します。
A ロシア・サハリン州は最も北海道から近く、また、交流の歴史も深い関係にあります。市場経済が定着したロシアでの労働運動の課題では、格差問題、雇用と経済政策など共通課題も拡がっています。課題となっている「幅広い人材」に留意しながら今後とも交流を続けます。
2009年度派遣を取りやめたことから、2010年度は、サハリン州への交流団を派遣します。時期は先方と協議し決めることとします。
B 連合本部の海外視察、ILO海外労働事情視察などに参加し、諸外国の雇用・社会制度などの研究・調査を行います。
 
【MEMO】
中華全国総工会/中国共産党の指導のもとに置かれた全中国労働組合の中央機関で略称「全総」。中共中央の指導する労組の最高指導機関となっている。組合員数 1億5,000万人(2005年12月現在)
 
 
3.文化活動・調査研究活動・その他
@ 北海道労働文化協会の諸活動(全道勤労者総合文化祭、文学散歩)、北海道労働協会(セミナー)、北海道対外文化協会(講演会)、雇用経済研究機構などの活動及び調査研究に協力します。
 
A なお、北海道労働文化協会、北海道対外文化協会など関与団体との関わり方等について組織財政特別委員会において検討がされています。二つの組織は諸活動及び役員等も共通点があります。連合北海道の財政事情も踏まえ関わり方について議論を進めます。