2005年に、サハリン州において、サケ科の漁は、最高記録で、13万トンとなった。漁の総量の予想は、9万8,000トンであった。
サハリン州に、国立養魚場は16、及び、私的な養魚場は4つあって、さらに4つの新しい養魚場の建設が始まった。コンスタンチン・プリコフスキー極東管区大統領全権代表によると、2005年に、サケ科の漁の90%は、国内市場に売ったとのこと。しかし、水産資源の使用に関するサハリン州行政機関の活動の結果は、十分でない、それに、水産業協議会の活動も適当でない、とプリコフスキー極東管区大統領全権代表が述べた。
2005年9月22日の極東管区大統領全権代表プレスセンター
サハリン鉄道プレスセンターによると、トマリ地区において、サハリンの一番長い鉄橋の建設が終わった。その長さは、220メートル、高さは、28メートルである。新しい鉄橋は、古い日本の鉄橋と違って、狭軌鉄道(1,067ミリメートル)でなく、ロシア技術規格の1,520ミリメートルである。日本の鉄橋は、80年間使用して、危険となったから、それを通る汽車は、わずか時速20キロで走っていた。
サハリン鉄道の再建計画に従って、2005年9月までに、日本の古い鉄橋の替わりに20の新しい鉄橋が建設された。再建計画の総額は、150億ルーブルであるが、再建後は、鉄道営業費は、毎年、3億ルーブルずつ増加する見込みである。
2005年9月22日のエル・ジェ・デ・パルトニョール情報通信
サハリン州行政機関は、冬の前に州の都市・地区の集中暖房システムを修理するために、クレジットを受けた。その額は、3,450万ルーブルである。同システムの修理プログラムの総額は、約7億3,800万ルーブルである。9月15日に、冬にそなえて燃料を備蓄した石炭は、7万500トン(計画は、8万トン)、重油は、5,320トン(計画は、3,000トン)となった。
2005年9月22日のサハリン州行政機関の情報局
10月8日-9日に、ユジノサハリンスクにおいて、「金の秋-2005」という農業定期市が開かれる予定である。その参加者のなかには、農業企業だけでなく、様々な農産物・動物を売りたい希望者もある、と農業局のプレスセンターが知らせた。
2005年9月22日のサハリン州行政機関の情報局
サハリーン州は、未払いの給与の額が増大している唯一の極東の地域である。これについては、ユージノ・サハリーンスクで、コンスタンチーン・プリコーフスキイ極東連邦管区ロシヤ連邦大統領全権代表が、地域の当局とのサハリーンおよびクリール列島の社会的・経済的発展の問題の協議ののちに明らかにした。
同全権代表の言葉によれば、昨年、サハリーン州の住民の所得は30%増加した。その一方、未払いの給与の額は増大し、3億5600万ルーブリであった。同州における人口動態学的状況が悪化した。
人口は1年間で5000人減少した。死亡率は出生率の1,5倍である。同州では海洋港湾の生産設備がよく活用されていない、と同全権代表はみなしている。今年、予定された資金の半分しか鉄道の改修に割り当てられなかった。住宅公益事業サーヴィスにたいする住民の未払いの額は、11億ルーブリであった。中小企業活動は上首尾に発展しつつある。州予算へのすべての税収入の16%は小規模ビジネスがもたらしている。
サハリーンにおける地方自治体の独自の収入の確保率は極東でもっとも高く、それは57%である。同州には、2008年までに地域総生産が2,2倍に増えるための前提条件が創出されている。
サハリーンの冬への備えの問題も少なくない。ボイラーに搬入された石炭はしばしば盗み取られている。石炭倉庫に囲いがなく、重量チェックがなく、人材の問題が解決されていない。住宅公益事業の企業の技術スタッフの補充の率は70%である。2005年、サハリーン州では、サケマス類の漁獲量が、予想された98000トンを上回る13万トンという記録的な数値に達した。地域では、16の連邦の、4つの民間の養魚場が活動している。同全権代表の言葉によれば、魚原料および魚製品の国内市場への供給量が増大した。2005年、水揚げされたサケマス類の90以上%がロシヤの消費者に販売された。一方、サハリーンの漁業部門は相変わらず赤字であり、税の滞納の額は増大しつつある。企業では実際の所得の隠蔽や完全な税金の未払いが行われている。残念ながら、そうした企業にたいして漁獲枠削減の措置が講じられていない。
情報源:極東連邦管区ロシヤ連邦大統領全権代表報道係21.09.2005
ラシード・ヌルガリーエフ・ロシヤ連邦内相は、水曜日、漁業部門の問題に関する農業省と内務省の幹部の会議で明らかにした。同部門における犯罪的状況は依然として深刻である。ひと月に300万ドル以上の密輸されたカニが日本や韓国の市場へ供給されている。密輸の額は同部門の著しい犯罪化について語ることを可能とするものである。漁獲枠の遵守の問題は解決されておらず、ロシヤの経済水域ではかなりの数の外国の国旗を掲げた船が操業している、と同内相は付け加えた。
一方、同内相は、内務省が水産生物資源の安全の確保に関するさかんな活動を行なっている点を強調した。作戦“漁期2005”の枠内だけでも、5600件の犯罪が摘発され、3000人が責任を追及され、660トン以上の魚および4000万ルーブリが没収された。しかし、買収された役人たち、会社や犯罪的な組織や共同体の者たちの不法な活動が同部門における犯罪的状況の改善を困難にしている、と同内相は語り、状況は現行の法律の不備によって深刻化しつつある、と付け加えた。
情報源:RIA ノーヴォスチ22.09.2005
サハリンで本年5月に始まったプチナという密漁防止の令状執行にわたって、密漁者から没収した魚・イクラなどの総額は、6,900万ルーブルである。
内訳は、イクラ50.3トン(2,250万ルーブル)、チョウザメ科13.5トン及びにチョウザメのイクラは1ツェントネル(総額は、350万ルーブル)、サケ科582トン(1,520万ルーブル)、他の科は58.5トン(総額は、200万ルーブル)である。
閉鎖された不法の乾燥背肉及びにイクラ作りのミニ工場の総数は39である。ミニ工場で没収された魚・イクラなどの総額は1,430万ルーブル(45トン)である。密輸業者からカニが25トンを没収された(総額は、1,220万ルーブル)。
刑事事件の総数は216で、そのなかで、76人が刑事責任を問われた。没収した物のなかに、モーターボートは159台、漁具は1,256、火器は123丁、さまざまな弾薬は3,000、麻薬は3キロもあった。
2005年9月16日のデイタ・ル情報通信の情報を引用したガゼタ・ル情報通信
近い将来、サハリンから、外国人の不法の出稼ぎ労働者が48人、外国へ退去させられる予定である。内訳は、45人は朝鮮人、1人はインド人、1人はフィリピン人、もう1人はアゼルバイジャン人である。
2005年の8ヶ月間、サハリン州に、81の外国から出稼ぎ労働者が2万6,500人が来た。それは、2004年に比べると13.6%増加した。同期の間、出稼ぎ労働者によって犯された犯罪の総数は17で、そのなかの5つは重罪である。
2005年9月15日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
ホルムスク市のゼレズノドロジナヤ通りにおいて、下水溝の浄化作業のとき、突然、第2次世界大戦頃の日本の榴弾が見つけられた。腐食の斑点だらけの榴弾は、下水溝から出され、警察は安全なところにて、榴弾を無害にした。
2005年9月15日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
サハリンにおいて、8月から12月31日までの期間は熊狩の季節である。熊が多く、たとえば、ノグリキ地方において、約250頭が登録された。
今年、狩人は、200頭の熊狩ができる。そのなかで170頭はもう殺された。
2005年9月15日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
ロシヤは、経済的自由の水準の点で世界第115位を占めている。研究機関Cato Instituteは、恒例の世界における“経済的自由の指数”を発表した。
“経済的自由”という概念は、“集団の選択にまさる個人の選択”、“市場への自由な参入と公正な競争”および“個人および個人所有の侵害からの保護”という命題にもとづいている。国内の経済的自由の水準が高ければ高いほどよりすみやかに経済が発展し社会の福祉が増大する、とみなされている。
今回のランキングでは、香港(8.7ポイント)、シンガポール(8.5)、ニュージーランド(8.2)が上位3位を占めた。上位10位には、ほかに、イギリス、カナダ、アイルランド、オーストラリア(7.8)が入った。旧ソ連邦のほかの国々は、ランキング作成者たちによって考慮されなかった。比較のために挙げると、日本は30位(7.2)、フランスは38位(6.9)、イスラエルは50位(6.7)、中国は87位(6.0)。
情報源:通信社“RIAN”. 13.09.2005
パラムシール島のセーヴェロ・クリーリスク市に、カムチャートカ税関の通関所“セーヴェロ・クリーリスキイ”が開設された。新しい通関所は、オホーツク海およびベーリング海方面で操業する船舶、ならびに、カムチャートカ半島西海岸の12海里沿岸ゾーンから来る船舶の税関手続きを行う。
最近まで、セーヴェロ・クリーリスク地区における船舶の手続きは、出張に遣わされるカムチャートカ税関の職員たちによって行われていた。セーヴェロ・クリーリスク港は、オホーツク海およびベーリング海の操業および積載の地区へ船が向かう途上にある。通関所“セーヴェロ・クリーリスキイ”の開設にともない、オホーツク海方面からペトロパーヴロフスク・カムチャーツキイ港への長時間の移行の必要性がなくなった。
情報源:通信社“デイタRU” 15.09.2005
現在、ハバーロフスク地方オホーツク地区のレーニン記念魚加工場の敷地および作業場は静まり返っている。
つい最近まで、ここには、全地方に魚を、地区の住民に仕事を確保しよう、とのスローガンが掲げられていた。加工場は、比較的新しい。その建設には数億ルーブリが使われ、設備はきわめて現代的である。地元民にとってうれしいことに、今年、新しいイクラ製造所が始動した。
けれども、喜びは時期尚早であった。立派な作業場は、加工場全体と同様、稼動していない。受付所は閉まっている。加工場の責任者、ニコラーイ・ボルジェラールスキイさんは、憤慨している。150人の従業員全員が、仕事も給料もなく家にじっとしている。
作業場は魚を受け入れる用意があるのに、魚がない。古老たちは、川にサケマス類が文字通りひしめきいてその背中のうえを足をぬらさずに対岸まで歩いて渡れるようなシーズンを思い出すことができない。それが、獲ってはならないのだ、リミットをすべて使ってしまったために。明らかにされたところでは、地区では“魚使用者”が33業者を数えるが、3つの大きな地区の企業ですべてのリミットをたやすく使い切ってしまう。
加工場長の話しによれば、リミットの状況は、次のようなもの。書類鞄を提げた人物がやってきて、人を集め、魚を獲る。その結果、地区の専門の企業は仕事がなくなってしまう。リミットが底をついてしまうために。それで、漁の最盛期に、小規模の魚利用者たちが、季節労働者たちの手によって非衛生的な条件で魚を加工しつつ、適していない作業場であくせくすることになる。しかも、誰がどのようにそれらの季節労働者たちに労賃を支払っているか、どこの誰に税金が納められているのかは不明である。リミットは加工の能力をそなえた者たちが得るであろう、との約束がなされていたのに。私たちは、ハバーロフスク地方天然資源省漁業総局に手紙を送ったが、返事はない。ニシンのリミットを私たちは58パーセント使用した。これからはシロザケを獲ることができない。私たちに割り当てられた605トンをすでに獲ってしまったからだが、川は魚であふれている。そのかわり、密漁者たちはしたい放題だ。川沿いには、臓物を抜き取られた魚の山が腐っている。加工場は、一日140トン近くを加工できるが、加工場には4労働日分のリミットしかなかった。その結果、支出が収入を上回ることになる。だれにそれが得なのか、というおなじみの問いを発するばかりである。
情報源:新聞“TOZ” 14.09.2005
サハリン州民の食料品の最小限のセットの価格は、2,113ルーブルである、とロシア連邦統計委員会が発表した。8月にわたって、全ロシアの平均食料品の最小限のセットは、4.1%減少して、1,343.9ルーブルとなった。2005年1月から8月までの期間にわたって、ロシアの同セットは、10.3%高くなった(インフレは、8.3%)。サハリンのほかに、もっとも高いセットは、チュクチ自治管区(4,225ルーブル)、カムチャツカ州(2,417ルーブル)、マガダン州(2,187るーぶる)である。もっとも安いセットは、チュワシ自治管区(1,114ルーブル)、カルムイク自治管区(1,121ルーブル)、タムボーフ州(1,131ルーブル)、クルスク州(1,131ルーブル)である。
2005年9月7日のガゼタ・ル
9月11日に、ユジノサハリンスクは123回目の誕生日を祝う予定である。この日のプログラムには、サハリンのアルバート通でのバザー(州の図書館の前にて、美術工芸品を売る市民の集まり)、像に花を捧げること、様々なコンサート、書籍見本市、国際料理の祭り、詩のコンクール、大花火などを含める予定である。
サハリン植物園において、チヨウの季節渡りという不思議な現象がみられるようになった。キアゲハという青いチヨウの羽の大きさは、10~13センチである。チヨウの季節渡りは、6月及びに、8月の末または9月のはじめ、1年2回見ることができる。
2005年9月6日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
2005年のはじめから、ユジノサハリンスクにおいて、火事は、394が登録された。死亡者は、21人、けがは、21人である。
2005年9月6日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
イワン・マラホフ知事は、ユジノサハリンスクにおいて、ホール数の多い映画館の建設案を可決した。同建設案は、極東にまだない4階の5ホールの映画館である。建設の終わりは、2007年の末に当たる予定である。マラホフ知事は、建設をできるだけ早く終えるようにすすめた。
2005年9月7日のサハリン州行政機関の情報局
サハリーンとクリールで、島嶼地方の日本軍国主義者たちからの解放60周年を記念する祝賀行事が催された。
集会でイヴァーン・マラーホフ・サハリーン州知事は、次のように述べた。《私たちは、参戦軍人のみなさんが、1945年8月以降、ロシヤに返還されたクリールの島々および南サハリーンの経済を復興したことにたいし、参戦軍人のみなさんに感謝しており、私たちは、これらの領域がロシヤ国家の構成下にとどまるよう全力を尽くす》。
今日、ロシヤ人にとってクリールの島々は私たちの国の不可分の一部であるが、日本には領土問題にたいする独自の味方がある。日出る国ではそれらの島が自国のものとみなされている。日本の地図ではクリールが日本人たちに帰属している。そのほか、日本人たちはすべての現行法の網目をくぐってクリールの島々に法的地位を付与しようとしている。
日本人たちは、例えばアメリカ合衆国で、クリールを自国の領土と主張している。そして、この主張は誰かからではなく公式の代表部から発せられている。数年続けて、私たちは、外国の旅行者たちを乗せた大型定期船のペトロパーヴロフスク・カムチャーツキイ港への寄港の目撃者となっている。主として、それはアメリカ人で、そうした海洋クルージングのルートは一様である。シアトル
– アラスカ – カムチャーツカ – コマンドール諸島 – クリール列島 – 日本。アメリカサイドからは大手旅行会社《ゼグラム・エクスペディション》が全クルージングを保障している。ひとつの航海を催行するためだけでも同社は一連の行政上の問題を解決しなくてはならない。
まず第一に、クリールの島々の訪問の権利にたいするものをふくむ、ありとあらゆる許可の取得。もちろん、それらはロシヤの代表部で取得されている。けれども、日本側は、数年にわたり、再三このプロセスへの介入を試み、周期的にクリール訪問にたいする日本の当局の許可をアメリカの会社に求めてきた。もちろんこうした要求は旅行会社によって無視されたが、今年8月、在シアトル日本領事館の職員たちによって、ルートに見込まれている日本へむかう途上での国後島および択捉島への船舶の寄港にかんする抗議が会社に申し入れられた。抗議が受け入れられない場合、日本人たちは、外務省ルートでアメリカ側に抗議文書を送ると確言さえした。
そのほか、日本側は、日本側の要求が満たされない場合には旅行者たちに日本の港での船舶の査証にともなう困難が生じるといって脅迫してきた。これに関連して、アメリカの会社は、紛争および考えられる財政上の損失を回避すべくこのルートの除外にかんする問題を検討しさえしている。
旅行クーポンによれば、旅行者たちは国後島には2時間以上いない。船は碇泊し、人々はボートで町へ至る。そこで、かれらには、100前にクリールに住み着いた諸民族の文化について語られ、民族的なコンサートが披露される。これは、ちょうど日本との国境地域に位置するユージノ・クリーリスク町で行われている。興味深いのは、島の観光の際には島々の領土上の帰属についてまったく言及されておらず、普通のアメリカ人たちにはそれが誰の島かはまったく関心がないのでガイドたちはもっぱら古い歴史についてばかり話している、という点である。
情報源:新聞“カムチャーツカコエ・ヴレーミャ” 09.09.2005
第2回極東漁業部門フォーラムの開会を目前に、コンスタンチーン・プリコーフスキイ極東連邦管区ロシヤ連邦大統領全権代表は、極東では沿岸漁業を対象とした漁獲枠の未使用が続いていると述べた。
2005年上半期、沿岸ゾーンでは、年間枠が675000トンのところ、98000トンが水揚げされた。枠の使用の割合は15%にすぎす、上半期の営業枠の使用の割合は64%であった。
沿岸ゾーンでの芳しくない漁獲の主な原因は、一部の漁獲対象の漁獲の非採算性、漁獲物の採取および岸への納入にたいする用益権者たちの関心の低さ、現代的な特別の船がないことです。ストックの状態およびロシヤの沿岸住民にとっての経済的・社会的意義を反映させた形での経済的に根拠付けられた水産生物資源の対象の利用料の導入の部分における税法典の修正が不可欠である。
情報源:極東連邦管区大統領全権代表報道係09.09.2005
8月20日は、イゴリ・ファルフトジノフ前知事と同僚の命日である。
ユジノサハリンスクにあるヴォスクレセンスキー教会において法事記憶祭を行った。
2005年8月20日のサハリン州行政機関の情報局
ロシア連邦の全ロシア農業調査のついての法律によると、2006年7月に、農業調査が行なわれる予定である。
旧ソ連において、最後の農業調査は、1920年に行なわれ、それから、ロシアの農業状態は、大変変わってきた。それで、農業調査をしないと、農業の経済的効率、及びに、その営業がわからない。
サハリン州に関する不完全な統計によると、州において、別荘・自留地は11万、菜園用地は7万、農園経営は660、農業企業は93である。農業調査の目的は、同中間のデーターを確認するか、否定するかということにある。
農業調査を行なうために、調査区は、約150、指導員は、約70人と600万~1,000万ルーブルが必要となる。コルサコフ市とオハ市のほかに、州の各都市において、市長または副市長が農業調査委員会長を勤めるようになった。
2005年8月30日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
新しい学年がはじまる日は9月1日で、知識に日と呼ばれる。
サハリン州の教育局プレスセンターによると、今年、州の学校の生徒・大学生の総数は、12万人である。
そのなかに、学校の1年生は、5,000人、大学の1年生は、9,000人である。教員の総数は、1万4,500人である。
2005年8月31日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
南千島列島において、19の漁業の会社が、27の漁網を持つ。
8月29日までに、同漁業会社によってカラフトマス量は、1,250トンとなった。漁獲量の1位に当たる漁業会社は、ロジナ漁業コルホーズ、オストロブノイ漁業コンビナート、アイェンド・フィシ・インベスト会社である。
2005年8月29日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
サハリン州の裁判所において、裁判官の欠員は、約40である。それに、コルサコフ市、スミルニフ村、トィモフスコエ市、クルルスク市、南クリルスク市、ウグレゴルスク市において、調停裁判官のポストは、7つ空いている。
裁判官は、大統領の命令によって任務されるから、裁判所に勤める希望者が現われても、高度の要求にこたえない場合が多い。
2005年8月29日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム
9月1日から4日まで、世界でもっとも自然な漁に関するカムチャートカ・フェスティヴァル《浮かし釣りで-2005》が行われた。フェスティヴァルの組織者となったのは、《セヴヴォストルィブヴォード》、カムチャートカ州行政府、国際プレスクラブ。フェスティヴァルは、同半島で初めて行なわれた。フェスティヴァルのプログラムには、希望者全員が、浮かし釣りとはなにか、どのように釣竿と細縄が分類されるかを知り、毛ばりを作る基礎的な技術や浮かし釣りの用具を投げる理論を学ぶことのできる理論授業があった。9月3日、フェスティヴァルはアヴァーチャ河畔で続けられた。そこでは、浮かし釣り漁の技術のプレゼンテーションが行なわれた。参加者とゲストには興味深い文化プログラムが待っていた。
情報源:ラヂオ“エーホ・DV” 02.09.2005
最初のサハリーン州知事付属の政治評議会は、1997年4月10日に創設された。これまでのあいだに、その構成は、ロシヤの社会的政治的現実における新しい現象に関連した変更をこうむった。新たに承認された評議会を構成したのは、イヴァーン・マラーホフ・サハリーン州知事(評議会議長)、アレクサーンドル・ロマーノフ・サハリーン州行政府長官(評議会副議長)、ナターリヤ・コールシュノヴァ・サハリーン州行政府社会住民協力局長(評議会主任書記)。州知事付属政治運営委員会のメンバーとなったのは、イーゴリ・アンドレーエフ・サハリーン地域社会運動“アジア太平洋地域における協力の発展を目指すサハリーン・フォーラム”評議会議長、ユーリイ・べルヂューギン・サハリーン管区カザーク団管区長、ヴィークトル・ドルギーフ・サハリーン未来共産党評議会議長、ヴラヂーミル・エフレーモフ・政党“統一ロシヤ”サハリーン地域支部地域政治評議会書記、ニコラーイ・ザートフ・サハリーン州労働組合組織連合議長、ニコラーイ・ルーギン・政党“ロシヤ農業党” サハリーン地域支部幹部会副議長、タチヤーナ・マイドゥーロヴァ・政党“ロシヤ民主主義政党“ヤーブロコ”” サハリーン地域支部地域評議会議長、ニコラーイ・マコゴネーンコ・サハリーン地域社会団体“全ロシヤ戦争軍務退役者組織”委員会議長。
情報源:サハリーン州行政府01.09.2005
ヴラヂヴォストーク行政府で、9月1日から大幅に人員削減が始まった。ヴラヂーミル・ニコラーエフ市長の命令に基づき、職員が500人以上削減されつつある。削減は、まず第一に、その機能が地方自治に関する新しい法律によって見込まれていない部門に及ぶ。人員の削減に際しては、役人の仕事の効率、ならびに、住民サイドからのその職員の仕事にたいする苦情の有無、職務上の違反や職権乱用への関与が考慮される。これは、すでに、1年間で2度目の市行政府内の人員削減である。
情報源:通信社“デイタ” 02.09.2005
沿海地方の漁業部門の企業では2005年に3人が死亡した。今年上半期全体で漁民のあいだで20件の不幸な出来事が確認された。そうしたデータは、労働組合の参加を伴う当地方の社会労働関係調整3者委員会の会議で公表された。昨年、沿海地方の漁業部門では50件以上の不幸な事例が発生した。そのうち15件は悲惨な結果に終わった。原因は、船内での程度の低い労働規律、幹部の弱い人員政策、船舶の劣悪な状態である。
情報源:沿海地方行政府01.09.2005