伝説の通訳
「パク・ジュンギュ」のロシア情報
永らく、私たち連合北海道のために、日ロの架け橋としてご活躍いただいた「パク・ジュンギュ」さんが、1月18日午前7時8分、永眠されました。
ここに、連合北海道より心からの哀悼を捧げます。
なお、この情報は、遺志を継ぐ人々によって更新されます。
サハリンのいろいろ (2003.8)
漁業部門発展の新しい構想。
2020年までのロシアの漁業部門発展の構想案が仕上げられ調整された。国家漁業委員会の長官、アレクサーンドル・モイセーエフ氏は、2004年から部門において、今の年間300万トンから2020年までに600万トンにまで漁獲量を増やすことを可能とする新しいメカニズムが始動する点を指摘した。2003−2005年の第1段階では、部門の危機からの脱出のための条件を作り出す予定である。2006−2010年の第2段階は、安定化の時期である。2011−2020年の第3段階は、安定した発展である。漁獲枠は、長期的、選抜審査、有料の原則に基づいて、市場でよい業績を上げた企業にのみ配分される。操業に利用される船舶の量の制限が導入される。学術調査用の枠は、学術調査船にのみ与えられる。今日、ロシアの漁船の数は、海上が2500隻で、川や湖が5500隻である。それらの老朽度は、60%である。1991年から2000年にかけて、漁獲量が、700万トンから330万トンに減少した。魚製品の輸出は3倍に増えたが、国民一人当たりの魚の消費量は、3分の2に減り、年間10キログラムである。
RIAノーヴォスチ12.08.2003年。
学者たちの日本海への調査旅行。
非常事態省の職員および学者たちの調査隊が、中毒物質および放射性廃棄物の投棄場所とみられる日本海北部の調査に着手した。調査は、学術船“プロフェーッソル・フローモフ”の船内から9月15日まで行なわれる。最初の調査は、去年おこなわれ、調査隊は、2900メートルから3500メートルまでの深さのところでのガンマ線の測定、放射核種および中毒物質の含有の対象としての水、土、海洋動物のサンプルの採取により作業を行なった。3つのうち2つの地区では、得られたサンプルに、底の沈殿物中のセシウム−137の濃度の増加が確認された。そのほかの汚染は、許容基準を超えていない。
ヴォストーク−メディア。12.08.2003年。
海洋監督機関の長官が有罪判決を受けた。
ユージノ・クリーリスク海洋生物資源保護監督機関の元長官が、自由剥奪5年の判決を受けた。ヴィークトル・コニコーフ氏は、特別巨額の賄賂を受け取った罪に問われている。2003年1月24日、コニコーフ氏は、民間の会社の幹部から1万ドルを受領する際に逮捕された。その金と引き換えに、コニコーフ氏は、行政的に拿捕された漁船の使用を実業家に許可することを約束していた。
RIAデイタ.ルー14.08.2003年。
択捉の稀少金属
ロシアの学者たちは、択捉島の火山クドリャーヴイの噴出ガスからの最初の9グラムの稀少金属レニウムの抽出に成功した。この戦略的に貴重な金属は、軍事工業や航空宇宙分野で利用されている。旧ソ連では、それは中央アジアで採られていた。ロシアでは、択捉に唯一の産地がある。予想によれば、火山は、年間、20トン以上のレニウムを噴出している。ロシアのレニウムにたいする需要は、およそ5トンである。世界全体では、モリブデン精鉱に含まれるこの稀少金属がおよそ30トン採られている。レニウム1キログラムは、世界市場で、3500ドルほどと評価されている。
ガセータ・ルー18.08.2003年。
16人の日本兵の火葬
サハリーン州の町、スミルヌィーフで、1945年8月の南サハリーンをめぐるハラミトギでの戦闘で亡くなった16人の日本兵が火葬された。それらの兵士の遺体は、すでに15年石油工業従業員らの注文に応じて活動している捜索隊“ピオネール”が発見した。1人の日本兵の身元が確認された。これまでにおよそ500人のソ連および日本の兵士の遺体が見つかった。
GTRK“サハリーン”20.08.2003年。
日本の生徒たちが、択捉を訪れた
グループは、戦前南クリールに住んでいた日本人の子孫たちで構成されています。初日、子供たちは、ロシア人の家庭で過ごし、自分たちの国の文化をロシア人に紹介しました。子供たちは、授業でロシアの生徒たちにクリールの島々の発見と開拓に関する解釈が与えられているのを、興味深く知りました。言葉の壁は、ダンスの助けで克服されました。あっという間の3日間でした。別れの際には、招く側と招かれる側の双方が涙を流しました。この夏は、さらに三つの日本の生徒たちのグループが、択捉と色丹に招かれます。答礼訪問として、すでに、120人のクリールの生徒が、日本を訪れました。
情報ソース:GTRK“サハリーン”08.08.2003.
知事の択捉訪問
イーゴリ・ファルフトヂーノフ・サハリーン州知事は、択捉島訪問の際、一連のクリールの会社の漁業活動に関心を抱きました。独自の漁船団や沿岸での魚の加工のための生産設備をもたないまま、企業活動家らは、サケマス類の漁獲枠を得ており、その際、州の予算へは連邦生物資源の利用にためにわずかの金額しか納めていません。連邦国境警備局や“サハリーン漁業監督機関”の役人たちの無策のために、会社は、最良の操業区を得つつ、漁民たちには微々たる賃金しか支払っていません。択捉の漁業資源の開拓における国家の調整的役割は見受けられず、法保護機関は、会社に対しても、“サハリーン漁業監督機関”に対しても、クレームをつけていません。
情報ソース:GTRK“サハリーン”08.08.2003.
日本海とオホーツク海の水域の上空では、年間300機近い偵察機が確認されている
外国の航空機は、あらゆる方面で、ロシアの領空の空中偵察をおこなっています。ロシア全域では、年間1000機近くの近隣諸国の航空機が確認されています。ロシアにとって潜在的にきわめて危険なゾーンは、バルト諸国と日本と国境を接するゾーンです。
情報ソース:“REGIONS.RU”12.08.2003.
鳥たちが、アリューシャン列島の岸辺に投棄された20トンの薬剤入りコンテナの犠牲に
専門家らは、テトラエチレングリコールがラッコやオットセイにとっての強い刺激物となることを懸念しています。いまなお、コンテナには、7トン近い化学物質が残っています。液体が流れたでた地区では、不断に、水と土のサンプルが採られています。カムチャートカ州行政府では、2003年3月に朝鮮半島の近海でコンテナを紛失したフランスの会社“デュポン”に対し国際的訴訟を起こすための書類を準備しています。コマンドール諸島の沿岸水域には、およそ30万頭のオットセイおよびトド、50万羽の稀少な北方の鳥が棲息しています。
情報ソース:RIA“ノーヴォスチ”12.08.2003.
日本の大学の教授が、サハリーン北部での植物学調査の際に死亡
イノウエ・ケン教授は、沼地で植物を採集していましたが、うっかり、たわんだ電線に危険なほど近づき、感電しました。植物学者は、土壌と電線の間に生じた電気アークゾーンにいました。
情報ソース:ASTB-インフォルム. 01.08.2003.
クリールにおける地震の確率
8月にクリールで地震の起こる確率は、通常値を4倍上回っています。これについては、ロシア非常事態省のセンター“アンチスチヒーヤ(反自然災害)”の専門家らが発表しました。予想では、豪雨や暴風雨の危険があります。サハリーンの山間部では、崖崩れや落石の可能性があります。
情報ソース:ASTB-インフォルム. 06.08.2003.
日本の法律家らが、ユージノ・サハリーンスクである刑事事件の審理を傍聴
法廷内でロシア国旗を目にすると、彼らは、「紋章学のそれらの色は、日本の裁判所でもシンボリックです」と語りました。白は、誠実な弁護士の色。青は、沈着冷静な判事の色。赤は、情熱的な検事の色。日本では、年間、5000人以上が弁護士の試験にパスしています。
情報ソース:GTRK“サハリーン”07.08.2003.
サハリン州の統計
サハリーン州行政府の会議では、この半年間の州の社会的・経済的発展の結果が検討されました。一連の基本的指標の増加の傾向が指摘されました。工業生産高は0.6%増加ました。熱および電気エネルギーの生産、ガソリン、材木、鉄筋コンクリート構造の生産が増加しました。ソーセージおよび菓子類、肉、ビールの生産が増加しました。漁獲高は3割以上増加しました。魚製品の生産は、4.1%増加しました。固定資本への投資額は、190億ルーブリでした。州の経済における就労人口は、28万5千人です。半年間の会計結果は、収益5億6千7百万ルーブリです。州民一人当たりの平均月収は、6千4百24ルーブリです。
情報ソース:TIA“オストゥロヴァー”30.07.2003.
ポロナイスクとスミルヌイーフの鮭・鱒漁
ポロナーイスクの漁獲企業は、漁期の初めから、5000トンのサケ・マス類を獲りました。初めの2週間で、漁師らは、2800トンのリミットを超えました。コルホーズ“ドゥルージバ”だけで、1500トン獲りました。漁期には、22の企業が参加しています。密漁者は少なく、密漁者の活動による損失の額は、わずか7700ルーブリと評価されています。7月には、密漁者に対して220の調書が作成されました。
漁の最盛期に、スミルヌィーフ地区では、このうえなく好ましい状況が生じています。そこでは、21356トンのカラフトマスが獲れました。連日、漁獲量は、3000トン増えています。サハリーン州は、今年、サケ・マス類90475トンの漁獲枠を獲得し、そのうち、85531トンはカラフトマスです。試験漁獲の枠は、7413トンです。同州では、奇数の年にサケ・マス類が豊漁となります。おもわしくない漁の状況がみられるのは、モルドゥヴィーノフ湾およびアニーヴァ湾でだけです。クリール諸島では、漁期は、始まったばかりです。
情報ソース:TIA“オストゥロヴァー”30.07.2003.
国後でなまこ密漁摘発
国後島のドゥボーヴォエ村付近での南クリール国境警備部隊員、警察および自然保護機関の職員らの抜き打ち検査の過程で、不法なナマコ加工場が一掃されました。この加工場は、元のソフホーズ“ダーリニイ”の牛舎の建物のなかで活動していました。9000個以上の65キログラムのナマコが見つかりました。この件に関し調査がおこなわれています。
情報ソース:TIA“デイタ.RU”30.07.2003.
ドーリンスクでは遡上調整
作戦“プチーナ(漁期)”の開始から、ドーリンスク地区のバフラ川では、一人の密漁者も捕まっていません。軍警察の大隊がこの川を警護しています。12時間ごとに、大隊の隊員らが、川をパトロールしています。そこでは、長いこと雨がなく、水位が下がり、水中の酸素が少なくなっています。専門家らは、魚の遡上を調整する必要があるとみなし、カラフトマスの進路に人工の障害物をもうけています。8月初めに、漁師たちは、そこでカラフトマスの大量の遡上と大漁を期待しています。
情報ソース:GTRK“サハリーン”29.07.2003.
サハリーン漁業監督機関は、産卵がおこなわれる河川の水位の低下を懸念しています。学者らは、それらの河川を常時監視しています。雨がなく、河床が浅くなることから、川の水が極度にあたたまり、魚が大量に産卵場所に上ってくる際に、魚が大量に死ぬおそれがあります。にもかかわらず、州のためのカラフトマスの漁獲枠が1万ないし1万5千トン増加される計画です。根拠は、承諾のためモスクヴァの国家漁業委員会へ差し向けられます。
情報ソース:TIA“オストゥロヴァー”30.07.2003.
択捉に港湾建設
択捉島に、最初のメインバースが建設されつつあります。形成された岩屑における爆破作業ののちに、建設用地が現れました。設計によれば、バースの長さは、72メートルです。バース地点の水深は、9メートルです。これは、“マリーナ・ツヴェターエヴァ”号クラスのディーゼル船の寄港を可能とするものです。現在、船舶は、キトーヴァヤ湾に停泊しています。貨物や人々の搬送には、平底船やカッターが用いられています。早くも秋には、最初の船舶が、新しいバースに接岸する予定です。
情報ソース:GTRK“サハリーン”28.07.2003.
サハリンの最近の生活費
2003年7月28日のサハリン州行政機関プレスセンター、アレクサンドル・アブロシモフ氏
サハリン州行政機関の決定により、本年度第2四半期をもとに、州民の最近生活費が制定された。
去年の同期に比べると、最近生活費は、1人当たり777ルーブル増加して、3,831ルーブルとなった。州の労働可能人口の1人当たり生活費も794ルーブル増加して、4,075ルーブルとなった。年金受給年齢の州民の1人当たりは653ルーブル増加して、2,913ルーブルとなった。
もっとも増加したのは、子供の最近生活費である。それは、1人当たりに813ルーブル増加して、3,663ルーブルとなった。
平均月収も20%増える
2003年7月24日の「チア・オストロワ」情報通信
本年度第1半期に、サハリン州民の平均月収は、1人当たりに6,424ルーブルとなった。それは、去年の同期に比べると20%増加した。全分野の企業員の名目賃金は、8,143.3ルーブルとなった(去年の同期より13.5%増加)。
しかしパンもあがる!
2003年7月28日の「チア・オストロワ」情報通信、ユリア・クルピアンスカヤ氏
ポロナイスキー製パン工場は、今年の夏2度目になる、パンの価格を引き上げる予定である。
ワレリー・ゴルシュコフ工場長によると、パンの全種類の卸売価格は、平均して10%増加する。卸売価格の引き上げは、小麦粉の卸売価格の引き上げによるものであるとのこと。
8月1日から白パンは、11.8ルーブルで、黒パンは、9.8ルーブルとなる。小売値段は、今でも11.5ルーブルから13ルーブルまでで、8月の卸売価格の引き上げのせいでまして高くなる。
森の恵みの活用
2003年7月25日の「ボストーク・メジア」情報通信
「レスナヤ・ガゼタ新聞」によると、サハリンにおいて、森林の有用植物の採集の季節が続いている。
「サハリンスキエ・ジコロシ社」は、韓国の会社と条約を結んで、カバアナタケを調達する。ユジノサハリンスキー・ミルク工場、製菓工場、公共外食制度の企業との、森林の有用植物の調達契約に従い、ブルーベリー、コケモモ、クロマメノキなども調達する。
ジマラ業者が採集・冷凍したラムソンの重量は、4トンとなった。それは全部、日本向けに調達される予定である。ロシアの企業のためには、ジマラ業者は野生果実を冷凍する。または、シロップを作る。
「ラミナレツ社」は、赤外線の技術を使ってビタミンが豊かなシダを2トン乾燥して、これから野生果実とキノコを乾燥する予定である。
サハリンの鮭鱒は豊漁
サハリンでは、サケ・マス類の漁期が始まりました。サハリーン州の一部の地区では、漁獲量が昨年の8倍から10倍となっています。漁期の間に、漁民たちは、10万トンのサケ・マス類を獲ることになっています。これは、同部門における漁民たちの平均収入を44%増やすことを可能とします。今日、サハリーンの平均月給は、すでに、7000ルーブリを上回っています。
今年初めから、サハリーンでは、4000件の密漁が記録されており、70トンのサケ・マス類の魚および卵が没収されました。密漁がもっともさかんなのは、ナーイバ川。そこでは、漁期の10日間に、魚類保護機関によって、30件の行政訴訟および6件の刑事事件の手続きがおこなわれました。
産卵場所の面積は、100万平方メートル以上。ポロナーイスクのある住民のもとからだけでも、800キログラムのサケ・マス類の卵が没収されました。作戦“プチーナ(漁期)−2003”の枠内で、これは、もっとも大きな没収の事例です。サハリーン全体で、現在、96の密猟者にたいし53件の刑事訴訟が起こされています。
情報ソース:ASTV−インフォーム。サハリーン。25.07.2003.
7月24日の時点で、サハリンでは、5500トンのサケ・マス類が獲れました。夜ごと漁網をひきちぎる何者からの小船が、漁獲を台無しにしています。
アニーヴァでは、カラフトマスが、漁師の祝日に岸に近づきました。漁期をリードするのは、コルサーコフ、ドーリンスク、マカーロフの各市。依然として不漁のままなのは、サハリーンの南西部だけです。雨のないことすら、魚の回游を妨げてはいません。
情報ソース:ASTV−インフォーム.24.07.2003.
最初の学生隊が、サケ・マス類の加工のためにクリールに到着しました。120人は、到着場所・キトーヴァヤ湾の“イトゥループ(エトロフ)”隊に編入されました。会社“ギドロストローイ”の雇い主たちは、学生たちに、そこで彼らが2ヶ月を過ごす修理済みの寄宿舎を提供しました。サハリーン全体では、夏に、500人の学生が魚の加工に従事します。
情報ソース:GTRC サハリーン.23.07.2003.
アニワで市民に魚を配給
アニーヴァ地区の生活保護課は、暮らしが豊かでない市民への魚の無料配給を始めました。第1類および第2類の身体障害者、参戦軍人に、一人当たり7キログラムずつです。アニーヴァでは、810人が、この範疇に含まれます。人道支援は、サハリーンのほかの地区の市民にたいしてもほどこされる予定です。
情報ソース:TIA“オストゥロヴァー(島々)”、REGIONS.RU 25.07.2003.
不法操業の拿捕 密漁も盛んに!
今年6ヵ月間で、国境警備隊員らは、自然保護および国境の法律に違反したかどで170隻の船舶を拿捕しました。およそ1700隻の漁船が検査されました。ロシヤの水域で不法に操業していた6隻の外国船が国境警備隊員に拿捕されました。密漁の対象は、カニ、ナマコ、ウニです。7月23日、南クリール水域で、ニェーヴェリスク市船籍のスクーナー“サンキチ丸”が拿捕されました。密漁者らは、コンブを不法に採取していました。
情報ソース:GTRC サハリーン24.07.2003.
ポロナーイスクの水産業者らは、今シーズン最初の80トンのカラフトマスを獲りました。同市の漁獲枠は、2800トンです。最大の枠は、コルホース“ドゥルージバ(友好)”に割り当てられました。しかし、漁業監督機関の長官、スタニスラーフ・グラーシン氏が明らかにしたところでは、密漁者たちのもとから、すでに、40トンのサケ・マス類が没収されています。密漁の魚は、漁業監督機関が契約をむすんでいる企業への販売にまわされました。
情報ソース:TIA“オストゥロヴァー”.21.07,2003.
魚のオークション廃止に
2004年から、ロシヤでの魚のオークションは廃止されます。ロシヤ連邦政府の決定にもとづき、すべての漁獲枠は有料となります。
全部で四つの漁獲枠の範疇が見込まれています。すなわち、沿岸漁業のための漁獲枠、政府間の協定にもとづいて割り当てられる経済水域および大陸棚における漁獲枠、そして、学術調査用の漁獲枠です。
沿岸漁業用の漁獲枠を購入する会社は、特別の選抜審査をパスしなくてはなりません。漁獲枠の配分に際しては、会社の近年の操業における実際の漁獲量が考慮されます。漁獲量の配分のメカニズムは、今のところはっきりしていません。8月10日までに、漁業部門発展の構想が仕上げられます。
オークション導入の結果による同部門の損失が算出されています。漁獲量は、1991年と比べて半減しました。同部門で働く人の数は、三分の一に減りました。漁船の老朽化は、60%に達しました。
情報ソース:LENTA.RU 21.07.2003.
(訳・岡田和也)