伝説の通訳
「パク・ジュンギュ」のロシア情報
永らく、私たち連合北海道のために、日ロの架け橋としてご活躍いただいた「パク・ジュンギュ」さんが、1月18日午前7時8分、永眠されました。
ここに、連合北海道より心からの哀悼を捧げます。
なお、この情報は、遺志を継ぐ人々によって更新されます。
サハリンのいろいろ (2003.7)
ユジノに高級マンション!
2003年7月21日、SAKH.COM情報通信
ユジノサハリンスクにおいて、「インウェスト・コンサルチング社」は、「タウン・ハウス・パルク」という高層集合住宅の大規模な建設を開始した。エリートのマンションの集合体は、コムソモルスカヤ通りとプルカエワ通りの交差点の近くの公園に位置して、29軒のマンションと2軒のデパートからなる予定である。
クラッシク型の3階建のマンションは、2種類で、その部屋の面積と平面図は、需要者のニーズによって定められるサービスもある。uあたりの価格は、このごろ850ドルから950ドルまで上がった。
景観設計は、保養の場所、子供の遊び場、ナナカマドの植林帯などを含む。「タウン・ハウス・パルク」は、団地となって、管理機関、インフラ、安全保障システムなどがある予定である。
トマリンスキーのトンネル再建
2003年7月18日、国営テレビ・ラジオ企業「サハリン」の放送網、アレクセイ・ポリシュク氏
サハリン州のトマリンスキー地区に位置する一番長い鉄道トンネルの再建が続いている。同トンネルの長さは500メートルぐらいで、再建後、250メートル長くなる予定である。
再建が必要となる根本原因は、次の通りである。トンネルの狭さで新しい汽車は通れなくなる恐れがある。現在も、汽車がよくトンネルの壁に触れることがある。冬、壁の中から流れ出る水は氷となってしまって、トンネルが使えなくなることもあった。それに、トンネルの入り口が雪でふさがらないように特別なヒサシも必要である。
現在、爆破作業が行なわれているが、4日に、1メートルしかトンネル掘削が進まない。現代的な機械がないので、全部の作業を手でする。
再建は、今のように、一時間おきに一さじずつといった具合にゆっくりであると、8年ぐらいかかると予想されている。
博物館のフェスティバル
2003年7月14日の「チア・オストロワ」情報通信
サハリン州の博物館は、はじめて「インテルムゼイ」という第5の全ロシアのフェスティバルに参加した。フェスティバルは、モスクワにおいて6月25日から30日まで行われて、そのテーマは、「ロシアは博物館の地域」であった。参加者は、150の博物館であった。
サハリン州の博物館の「サハリンとプリアムーリエ古代民族の文化遺産」巡回展は、フェスティバルの銀メダルを授かった。
幼稚園にカラスの巣
2003年7月15日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム(ASTV-Inform)
ユジノサハリンスクの保育園のうちの一つでは、子供が外の散歩に出られない。
原因としては、カラスである。子供の遊び場にある木の上に、カラスの巣がある。このごろ、2羽のカラスの雛が少しずつ巣を飛び立つようになったので、カラスは人々に対してとても敵対的になった。一人の先生はもう、カラスに髪の毛をつかまれた。
保育園長は、警察に訴えたが、まだ巣を撤去する手伝いなどがないとのこと。
第7ペテルブルグ国際経済フォーラムの話題 その1
2003年6月16日のサハリン州行政機関プレスセンター、セルゲイ・アレクセエンコ氏
6月16日から21日までの日程で、サンクトペテルブルグにおいて、第7ペテルブルグ国際経済フォーラムが行われる予定である。
同フォーラムの参加者は、いろいろな国家・政府・国会の主席(代表)、国際組織のリーダー、政治・経済エリート、CISとロシア連邦の管区の代表団などである。
サハリン州は、100の投資のプロジェクトを紹介する予定である。
第7ペテルブルグ国際経済フォーラムの話題 その2
2003年6月24日の「ノヴォスチ」情報通信
第7のペテルブルグの国際経済フォーラムで、極東がほとんど無視された
ロシア連邦極東管区大統領全権代表機関の報道官によると、プリコフスキー大統領全権代表は、極東の代表団が提出した投資プロジェクトが、同フォーラムの参加者の注目をあまり惹かなかった、と不満を表した。
多くの大企業家と大臣は、極東の代表団との話し合いでは「極東に興味がない」と指摘された。
展覧会の客のなかにも、展覧会を見るより、ロシアのために極東の産業が必要であるかという討論に入る客のほうが多かった。
プリコフスキー大統領全権代表によると、極東がほかのロシアの地区に退けられる傾向は、かなりその恐れが大きい。
ロシア極東の経済・投資のプロジェクトなどは、太平洋アジア地域に向けてきている事実についても、ロシア政府の注意を惹きつけるべきである、とプリコフスキー大統領全権代表が述べた。
室内楽団の根室訪問
2003年6月23日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム(ASTV-Inform)
ユジノサハリンスクの室内楽団は、日本のロシア音楽祭に参加した。根室市の市長が個人的に室内楽団を招待した。
演奏会のプログラムは、チャイコフスキー、ウィヴァルディ、バッハなどであった。
音楽祭は、一週間で、主なコンサートは、根室市の友好会館で行われた。
観客は、とくにロシアの歌の混成曲に拍手しながらよく反応した。
室内楽団は、そのほかにいろいろなコンサートホールや、学校だけでなく、日本の結婚式でも演奏した。それは結婚プレゼントとして、バイオリンの独奏が送られたから。
バイオリニストであるナタリア・ポクリシェンコによると、日本のどこでも、コンサートの観客は驚くほど音楽に注目集中ができる。
今回は、音楽家が6人しか行かなかったが、その次は、全員(23人)で行く予定である。コンサートのスケジュールは、もう出来上がっていた。
ユジノの教会に鐘楼ができる
2003年6月17日の国営テレビ・ラジオ企業「サハリン」の放送
ユジノサハリンスクにあるロシア正教のヴォスクレセンススキー大聖堂にヴォルゴドンスク市から4つの新しい鐘が運び込まれた。
新しいステンレス鋼から造った鐘の2つは、300キロで、ほかの2つは、60キロである。
中心となる重要な鐘は、その前にヴォロネジ主教区から寄贈された。
現在、ヴォスクレセンススキー大聖堂は、段々と再建され、その鐘楼は、毎日少しずつ高くなってきている。近いうちに、新しい鐘を鐘楼の上につける予定である。
サハリン州の副知事に若手
2003年6月18日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム(ASTV-Inform)
5月に希望退職したサハリン州のマグダリーナ・スクリャレンコ副知事の代わりに、社会面を管理する副知事に、イゴリ・ゾロツヒン氏が任命された。イゴリ・ゾロツヒン副知事は、42歳で、医療教育を受けた。副知事任命前に、健康保険基金長であった。
ヨーロッパ復興開発銀行の代表団がサハリンに
2003年6月18日のサハリン州行政機関プレスセンター、ドミトリー・ドンスコイ氏
6月23日に、サハリンにはヨーロッパ復興開発銀行の代表団が着く予定である。それは2003年中、2番目の公正訪問となる。訪問は、2日間の予定である。
代表団の訪問は3月にもあって、その団長は、ロシア・中央アジアのビジネスグループの「パンザ」グループ長であった。
ヨーロッパ復興開発銀行とサハリン州の協力の目標は、州の全面的な経済社会発展であると、訪問代表団の活動の結果として発言された。
1番目の公正訪問の後2ヶ月間、サハリンでは、同銀行の顧問グループが、州の給水施設・下水道設備・熱エネルギー供給系について、近代化プロジェクトの経済・技術的な基礎付けを作成していた。同プロジェクトの実現のために、ヨーロッパ復興開発銀行は長期信用貸付をおこなう予定である。
現在同銀行は、オハ熱電併給発電所の近代化とユジノサハリンスク熱電併給発電所−1の、ガス化のプロジェクトの融資を行う可能性を検討している。
1000人目の赤ちゃん
2003年6月16日のア・エス・テ・ヴェ・インフォルム(ASTV-Inform)
ユジノサハリンスク市には、2003年のはじめから1,000人の赤ちゃんが生まれた。第1,000人目の赤ちゃんは女の子で、名前はエカテリナ・クバリコワである。
両親によると、エカテリナは、待ちに待った赤ちゃんであるから、ギリシャ語から訳すと「きれい」という意味のある名前はずっと前に考えておいたとのこと。
エカテリナの両親は、ユジノサハリンスク市戸籍登録課に記念出産証明書を授与された。