伝説の通訳
「パク・ジュンギュ」のロシア情報

ようこそおいでくださいました。
「パク・ジュンギュ」さんは病院も卒業し、元気を取り戻して、連合北海道のためにロシア情報をUPDATEでお送り下さることになりました。ぜひ「近くて遠い国ロシア」のタイムリーな情報に、ご期待下さい。

2001年4月28日 RTR ロシアテレビ 放送

プーチン大統領とエジプト ムバラク大統領の会談

 27日、プーチン大統領とムバラク大統領が会談した。会談では、貿易・経済などの10年間協定と両国の友好諸原則に関する宣言が署名された。
 ロシアは、エジプトとヨルダンの中東和平に関する努力を支持しており、このロシアとエジプトの宣言により、二国間関係のみならず、中東和平の促進が期待される。

2001年4月30日 RTR ロシアテレビ 放送

ロシアと中国の関係発展

 プーチン大統領は今年2回の訪中を予定している。また夏には江沢民国家主席の訪ロも予定されている。昨年の対中貿易は40%の伸びを見せるなど、経済関係の進展が著しい。

2001年5月1日 RTR ロシアテレビ 放送

ナホトカでロシアラリーを開催

 ロシアラリーという自動車レースがナホトカで開催されて今年で10年になる。多くの日本人も参加して、シベリアの大自然を満喫している。
 コースは普段ロシア軍のトラックしか通らないような道で、でこぼこや泥道だらけの障害が次々待ち受ける。ゴールまで乾燥するだけで価値があるとのことで、多くの日本人の参加者も「日本にはない大自然の中を走れるのが魅力だ。」と語った。

ロシアのメーデー

 モスクワのメーデーでは、ルィジコフ市長が、「タワリシ(同志)」と懐かしい言葉で呼びかけた。「政府はモスクワ氏の経済問題に無関心」と訴え、皆で力を合わせれば必ず勝利できると挨拶した。
 このようなセレモニーは30分で終わった。
 ロシアの各地では、全国で76万人が参加したようだ。サンクト・ペテルブルグでも1万人が雨の中参加した。

2001年5月8日 RTR ロシアテレビ 放送

プーチン大統領の就任1周年

 プーチン大統領は就任1周年にあたり「課題と目的は全体的に達成されたが、個別には成果が不十分であり、特に国民の生活水準の向上には必ずしも十分といえない。」と述べた。政権2年目の課題は、経済改革に集中しそうだ。
 プーチン大統領はいまでも70%の高い支持率と人気を保っており、この1年間は権力基盤の強化につとめ政治の安定を達成してきた。これからは経済の安定のため、官僚機構の統廃合や規制緩和、年金制度の改革を打ち出している。(どこかの国とにていないだろうか?)
 しかしどのように実行するかは明らかでなく、膨大な債務も大きな足かせとなっている。痛みを伴う改革は国民の大きな反発を招くおそれもある。
 ロシアではこの1年間、政権批判のメディアや政治活動が押さえ込まれてきたため、民主主義の後退も批判されている。強権政治に頼らず社会の結束を維持しながら、どのように改革を進めるのか、プーチン大統領は難しい舵取りを迫られている。

2001年5月15日 RTR ロシアテレビ 放送

原子力船クルスクの引き上げ

 昨年8月、バレンツ海で沈没した原子力潜水艦クルスクの引き上げについて、クレバノフ副首相は9月20日までに終わらせると語った。
 作業は破損の激しい第1区画が外国企業により切断され引き上げられる。それ以降はロシアだけで引き上げが行われる。
 クレバノフ副首相は「今月20日に契約を結ぶ予定で7月には作業を始める。費用はほとんどが国の予算だ。」と語った。

ロシアの経済成長の動向

 プーチン大統領は、月曜日の定例閣議で、ロシアの経済成長の良好な動向は維持されていると語った。国家統計委員会の最新のデーターによれば、4月の鉱工業生産の成長率は、昨年同月比5.3%であった。

エカテリンブルグでダニ脳炎の流行

 ウラル地方のエカテリンブルグ市では、ダニ脳炎が流行する危険がみられる。すでにダニにかまれて2,000人が治療を受けている。専門家はこの時期に流行するのは普通でないと述べている。ダニは森の中ばかりでない。市内の公園や公共輸送機関でも人間を襲っている。
 現在防ダニ剤の散布を始めるかどうかについて医師たちは結論を出せないでいる。

2001年5月16日 RTR ロシアテレビ 放送

レナ河の氾濫

 東シベリア全体が洪水に見舞われている。
 レナ河が100年ぶりの記録的水位に達し、今後少なくとも1bは上昇するとみられている。
 レンスク市は全域が浸水し、女性1名が死亡した。加工では数qにわたる流氷の爆破作業が続いている。クラスノヤルスク・イルクーツク・ヤクートでは非常事態宣言が出された。原因は雪解けが異常に早かったため。
 数百qにわたる地域で町や村が浸水し、レンスク市は全体が水没することも懸念されている。カンスク市では河の水位が5bも上昇し、住民はホテルに避難した。
非常事態省は、被害を受けた都市に発電機などの物資と医師団・レスキュー隊を派遣する。

スタヴロポリ地方でヒョウの害

 15日、スタヴロポリ地方でヒョウが降り、4,000戸の建物と15,000ヘクタールの農地に被害がでた。プラスコェ村ではわずか20分に10から15センチのヒョウが降り、鉄砲水も重なった。28人が病院で治療を受け14人が入院した。人の命に別状無いが、作物はもう救えない。

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