ようこそおいでくださいました。
「パク・ジュンギュ」さんは病院も卒業し、元気を取り戻して、連合北海道のためにロシア情報をUPDATEでお送り下さることになりました。ぜひ「近くて遠い国ロシア」のタイムリーな情報に、ご期待下さい。
2001年3月14日 RTR ロシアテレビ 放送
アメリカのナスダックが、一日で6.2%の急落をみたが、ヨーロッパでも通信・ハイテク株などが5〜9%下がった。
東京でも16年ぶりに12,000円を割り込んだが、ロシア国内は比較的安定している。
2001年3月13日 RTR ロシアテレビ 放送
中央ヨーロッパでは各地で雪解けによる洪水が起こっている。ウクライナ西部でも、被害が広がっている。
河川の増水はすでにはじまっており、洪水の浸水面積も増え、被害は4千万ドルにのぼるとみられている。
プーチン大統領は、ウクライナのプチマ大統領に電話して、救援物資を送ることを伝えた。
モスクワ郊外のノキンスクにある「救援センター」は、これまでヨーロッパ各地やチェチェン、アフリカで活躍してきたが、いまウクライナ西部に向かうため、テントや医療品、食料を準備している。
また、ロシアもまもなく雪解けを迎えるため、発電機やゴムボート、水陸両用車の整備に追われている。
なお、その後の報道で、カルパチアに向けて、救助隊が出発した。現地では数百の家屋が浸水の被害に遭っているが水は徐々に引いているらしい。救助隊は16日到着予定。
2001年3月5日 北海道新聞
ロシア政府は2月24日、カシヤノフ首相が、ナズドラロシア政府は2月24日、カシヤノフ首相が、ナズドラチェンコ前沿海地方知事を国家漁業委員会議長に任命したと発表した。前知事は、エネルギー危機の責任を取って2月5日、プーチン大統領から事実上、更迭されたが、政府の重要ポストに返り咲いた。前知事は今年から導入された漁獲割り当ての入札制に強硬に反対しており、政府部内でも「異例の人事」と受け止められている。沿海地方では今年5月、知事選挙が実施される予定。大統領は、有権者の人気のある前知事の立候補を阻止するため、漁業委議長のポストを用意したとみられる。
今年から導入された漁獲割り当ての入札(オークション)制に反対していたナズドラチェンコ前知事が漁業委議長に就任したことで、同制度の先行きに不透明感が漂っている。
サハリン漁業者協会のゴルシェチニコフ会長によるサハリン漁業者協会のゴルシェチニコフ会長によると、2月27日に実施されたスケソウダラとニシンの漁獲枠に関する2回目のオークション(入札)には、サハリンから6企業が参加し、すべての企業が海上に出る権利を得るための最小限の漁獲枠を購入した。
ロシア政府の厳しい措置により、漁民の多くは漁獲枠ロシア政府の厳しい措置により、漁民の多くは漁獲枠のない状態に置かれ、密漁に走らざるを得ない状態だ、とゴルシェチニコフ会長は指摘している。「最近のロシア船に対する銃撃は、政府がわれわれ漁民に力を誇示しようとしていることを意味している。国境警備隊が外国の漁船を沈没させたという話も、何度か聞いている」と、同会長は述べている。また、ナズドラチェンコ前沿海地方知事が国家漁業委員会の議長になったことについてゴルシェチニコフ会長は、極東の事情に通じたナズドラチェンコ氏によって入札をめぐる状況が好転するとの期待を示した。