ようこそおいでくださいました。
「パク・ジュンギュ」さんは病院も卒業し、元気を取り戻して、連合北海道のためにロシア情報をUPDATEでお送り下さることになりました。ぜひ「近くて遠い国ロシア」のタイムリーな情報に、ご期待下さい。
ロシアテレビRTR2000年12月16 日放送
ロシア電力公社チュバイス社長の提案
電力公社を発電部門と送電部門および販売部門に分割する内容の電力公社チュバイス社長の提案は、その実現に10年の歳月と6 0 0億ルーブルの費用を必要とするもので、政府は電力部門の近代化を必要であるとして再建案を了承した。
しかし大統領経済顧問のイナジョウノフ氏は、電力公社の再建案は間違った見解に基づいており、需要を上まわる発電能力があり、設備もあと10年は稼働できるとし、電力公社の業績が悪く、株価も下降しているいまの分割は、決して投資促進につながるものではなく、資産の安売りであり、国の利益にも、株主の利益にも反するものであると言っている。
レーニン廟の撤去問題
レーニン廟撤去の提案について、右派勢力連合は、赤の広場のレーニン廟を撤去し、粛清犠牲者の記念碑を建てることを提案しましたが、左派の激しい反対て、これを一時撤回することに同意した。
下院は、レーニン埋葬の問題はいまとりあげるべきことではないとして、先送りすることにし、妥協案として、この問題の特別委員会をつくることにした。右派勢力連合は、近いうちに再提案するとしている。共産党は、これは社会を分裂する試みだと、強く非難した。
共産党のジュガーノフ書記長は、右派の言動は意図的な煽動であり、いま国民にレーニン廟の問題をつきつけることは、国民の心を傷つけ、大問題を引き起こすことになり、深刻な結果をもたらすものという。ヤプロコのイワネンコ議員は、レーニンの遺体埋葬の問題は、どちらにしても、はっきり決めなければならなく、一人で決めることではなく、十分協議して決めるべきであるという。下院はこの問題を先送りすることにした。
ロシアテレビRTR2000年12月 22 日放送
高額紙幣1000ルーブルの発行
ロシア連邦政府は、このたび1000ルーブルの高額紙幣を発行することにした。
これに関しては、景気の変動がおこり、インフレの兆候が現れるのではないか、という一般市民の危慎のこえがある。
ロシア連邦政府は、国内の電話料金を段階的に値上げする
プ−チン大統領はクレムリンで、チエチェンで功労のあった軍人、ルイジコフモスクワ市長のほか、いくたの芸能人に勲章を授与した。
ロシアとウクライナ関係
プーチン大統領とウクライナのプチマ大統領とは、22日午後サンクト・ペテルブルグに向かい、ウクライナ詩人タラス・シェヴチェンコの銅像の除幕式に出席した。ロシアとウクライナはロシア産の天然ガスの輸送と供給に関する協定に調印した。これで天然ガスの供給に関する両国間のトラブルはすべて解決したことになる。この後、プーチン大統領とウクライナのプチマ大統領は、モスクワで行われた、ロシア電化プログラム8 0周年記念集会に出席した。ウクライナとロシアの関係は益々現実的になってきた。
ロシアテレビRTR2000年12月26日放送
沿海地方知事問題
プーチン大統領は、連邦管区代表との会談で、ナズドラチエンコ沿海地方知事を厳しく批判した。中央政権の意見も、管区代表の意見もきかないことから、知事の再選を検討することで、ナズドラチェンコ知事は窮地にたたされている。
カトリック協会の復活
サマラにカトリック協会が復活して、南ロシアの代表的な協会に選定された。
ロシアテレビRTR2000年12月27日放送
有権者の権利と政党の形成
プーチンロシア大統領は、クレムリンの会議で、有権者の権利と政党の形成の条件に関する法案を下院に提出して、3月の末頃には採択され、実現されることを見込んでいる。
ロシア政府は、地方と中央の権利の分離、権利の分割問題を検討。
国旗、国章、国歌をプ‐チン大統領承認。
本年度のロシアの経済成長率7,6%、GNP −−10%増加、税収入も順調と発表。
筆者注:ロシアの会計年度は暦年と同一。
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