日ロ労働組合交流
      2003サハリン訪問記
 8月28日から9月2日まで、連合北海道のサハリン訪問団が、旧樺太、いまのロシア連邦サハリン州を訪問し、労働組合交流を行いました。 
 この交流は、94年の議定によって開始され、今回は10回目にあたります。
 この間、96〜98年には「北方領土問題と日ロの平和」に関するテーマで、サハリンで2回、札幌で1回の「労働組合シンポジウム」を開催したほか、9回で終了した「日ロ極東会議」の勤労分科会としても両国の勤労者を巡る現状の把握や共同課題の意見交換を行ってきています。

 サハリン州は北海道の北端に位置する稚内市から日本のフェリーで5時間半で行けます。
 町並みはやはりミニヨーロッパ。そして、石油ガスを産出する「サハリンプロジェクト1.2」でなかなかの景気と見受けました。
 北海道日ロ協会の「平和の船」では、樺太時代にそこで生活された方々や、その子孫の方が、毎年200名ほどが「ふるさと訪問」されています。
“近くて、懐かしい、ヨーロッパ”がそこにあります。
そして、日本が40年前に壊したあふれるような自然が。
いまは簡単に訪問できます。行ってみませんか?
懐かしいふるさとに、自然を満喫するために、それともアウトドアを楽しみに。

お問い合わせは「北海道日ロ協会(011−261−8887)」に。
今回の訪問日程
8月28日(木) 10:00 稚内出港
          17:30 コルサコフ港着
          19:00 サナトリウム「シネゴルスク」泊

8月29日(金) 10:00 サハリン州労働組合との懇談
          11:30 各単組との個別交流
          13:00 昼食
          15:00 鉄道組合訪問


8月30日(土)  9:00 ホテル出発
          12:00 ネベリスク市(遭難漁師の碑)訪問
          15:00 ホルムスク市(船舶港湾組合)訪問
 

8月31日(日) 10:00 ホテル発
          11:30 東海岸オホーツク村訪問
          13:00 オゴンキ町(魚養殖場)で昼食


9月 1日(月)  9:00 市内小学校訪問(新学期・入学式)
               昼食後市内見学
          17:00 お別れ夕食会


9月 2日(火) 10:00 コルサコフ出港
          13:30 (日本時間)稚内港入港














鉄道組合と懇談
稚内市とネベリスク市の姉妹都市記念碑
新入生。相当緊張している様子。