訪問団の構成 |
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・連合訪問団 阿部道郎総合組織局長以下12名
・交流訪問団 羽田孜元総理、元島民、返還運動関係者、政府関係者、マスコミ、医者など53名
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日程・行動内容 | 8月23・24・25日 | 根室にて事前研修、船の下見、運動会準備のための器材点検・購入、梱包作業、船積み込み作業等。 |
8月26日 9:00〜16:00 16:30 17:00 22:30 |
訪問団研修会 乗船 出港 国後島・古釜布沖到着(船泊) |
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8月27日 9:00 10:00 12:00 17:30 19:40 |
入域手続き 艀にて島に上陸 「友好の家」(通称・宗男ハウス)でクリル行政府表敬。南クリル地区長代行、地区議会議長との会見。
阿部団長と北方領土の元島民住居者及び返還運動関係者が北方四島を訪問し、各島に在住するロシア人との交流をはかり、相互理解を増進することにより、北方領土問題の解決促進に資することを願うのもである。また、今回のもう一つの目的は、択捉島紗那にある日本の家屋「水産会事務所」と「郵便局」の修復・保存について、択捉島の行政府、議会にも側面からの協力要請をおこなった。 地区長代行、議長 ロシア島民との交流、日本家屋の修復・保存には歓迎と理解を示したものの領土問題についてのコメントはなし。 野外昼食交流、海岸散策、墓参、郷土博物館視察 夕食交流会(友好の家) 択捉島内岡湾に向け出航したが22:20に至り、悪天候のため、国後島古釜布湾に戻る(船泊) |
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8月28日 7:00 20:00 20:50 |
択捉島に向け再出航 択捉島内岡湾到着 (29日の上陸まで37時間もの長時間揺れに耐えながら船中) 行政府船内表敬 家屋修復・保存、現況調査要請の結果、修復・保存を了解し所有権の日本でもいいと回答。 |
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8月29日 9:30 12:30 15:15 :50 18:00 20:00 |
上陸 自然散策、水産加工場視察、墓参 ホームビジット 13家庭(5〜6人/家) 家屋の調査 運動会準備(行政府前広場) 運動会開始 競技種目〜でかぱんリレー、ムカデ競争、パン食い競争、子ども玉入れ、花火打ち上げ 終了、後かたづけ 乗船、国後島にむけて出航 (船泊) |
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8月30日 8:45 17:40 |
国後島古釜布湾到着するが天候不良(台風)のため、ロシア側の艀が沖に出られず出域手続きが出来ず、待機するも回復の兆し見えず、台風接近による危険回避のため古釜布湾を出航、この間、外務省とロシア側の交渉で手続きなしで、根室に戻ることが認められる。
*手続きなしで戻れたのは、緊急避難措置とはいえ1992年から12回に及ぶこれまでのビザなし訪問、そして、四島側からの受け入れによる成果であるといえる。
根室港到着 解団式 |