渡部俊弘会長を団長とする代表団(副団長/村田仁副事務局長、事務局長/上野由照総務・財政局長)は、7月9日から14日まで中国の東北三省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)を訪問しこのたび帰国しました。
今回の訪中は、東北三省の総工会(労働組合)の招待により実現し、いずれの総工会からも、訪問団は「熱烈歓迎」を受けました。
連合北海道は1994年に中華全国総工会と交わした相互交流に関する議定書に基づき、この間、中国との交流を進めてきましたが、中華全国総工会は国際交流に関して、各省総工会の自主的判断で行うことができるよう内部改革を進めたことから、東北三省の総工会も日本の地方連合と活発な交流を進めています。例えば、遼寧省総工会は神奈川県と富山県、吉林省総工会は鳥取県と宮城県、黒竜江省総工会は新潟県の地方連合会と議定書を締結するなど相互交流は大きく進んでいます。
連合北海道は、こうした時代状況をふまえ、今回の訪中では、黒竜江省総工会と新たな地域間交流を行うことについて提案し協議しました。
黒竜江省総工会の王主席は、「北海道と黒竜江省は今年7月で友好提携20周年を迎え、様々なレベルで交流関係が強化されており、連合北海道の今回の訪問団は、友好の基礎となる。今後、友好と交流が一層進むことは、私の願いだ」と応え、今後の交流について基本的に一致し、事務レベルで細部をつめ、明年、北海道で議定書を締結することで合意しました。黒竜江省総工会は今回の訪問に対し、最高レベルの歓迎をして頂きました。
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