|
2006.02.21 |
連合本部三役を招き対話集会・06春闘拡大闘争委員会 |
「労働組合の存在意義をかけて闘おう!
2006春季生活闘争本部は2月21日札幌市で、連合本部高木会長、森越会長代行、古賀事務局長を招いて「北海道ブロック対話集会・第3回拡大闘争委員会」を開催した。
冒頭あいさつに立った渡部連合北海道会長は連合運動の展開にあたって@ローカルセンターの運動をどう考えていくのか、A春季生活闘争をはじめとして地場中小労組、未組織労働者にどう支援していくのか、B勤労道民課題を組織内でどう合意をはかっていくのか、C組織拡大をどうすすめるのか、の四点について課題を指摘した上で、春季生活闘争にふれ「真水の賃金改善を求めていきたい。厳しいが地場集中決戦方式は北海道が本場。エントリー組合を多くして要求段階から全体で共闘していきたい」と述べた。また、「政策課題についてもしっかり取り組み、多くの働く仲間の共感を得たい。そして労働を中心とした福祉型社会をつくりあげる土台をつくりたい。一つ一つの行動を積み上げてがんばっていきたい」と述べた。
本部の高木会長は「2006春季生活闘争は労働組合の存在意義をかけた闘い」として、@実質的な賃金改善、A様々な格差是正、Bパート労働者の労働条件改善、に全力をあげる決意を述べた。また、連合運動全般についてもふれ、「労働運動は後退している。元気がない、ダサイと言われているが、元気な労働運動をしよう」と呼びかけた。
情勢報告をした古賀事務局長も「賃金改善に取り組むことが、労働運動を社会的な運動につなげていく。中小共闘、パートの処遇改善をなんとかしたい。3月上旬からの第一のヤマ場にむけてバックアップしていきたい」と述べるとともに、「本部、地方、構成組織が一体となって運動をすすめていこう」と呼びかけた。
本部のこれらの報告や提起を受け、自治労から地方財政問題、道季労からは冬期雇用援護制度の存続・改善に向けた取り組み、ハイタク問題を抱える全自交からは規制緩和によるハイタク労働者の実状が報告され、改善に向けて政策を変える努力をしてほしいと要請した。 |
|