2005.

全開発・道国税・全農林・全財務が“国公連合北海道”を結成

 全開発、道国税、全農林、全財務の4つの組織9千名が結集し、9月30日、国公関連労働組合連合会北海道連合会(略称:国公連合北海道)が結成された。
 国公連合は4年前に結成され、地方での結成を進めていたが全国に先駆けて北海道が最初の結成となった。
 この日の結成大会には連合北海道の渡部会長、国公連合本部から藤本書記長が激励に駆けつけ、渡部会長は「公務公共サービスのありようが問われている。自分たちの利益だけでなく、地域の利益をどう守っていくか、(結成は)タイムリーな判断である」と歓迎し、先に行われた総選挙での反省を踏まえ、「組織内課題を社会課題として運動をつくり上げ、社会に訴えていかなければならないと痛感した。皆さんと一緒に闘っていきたい」と、また、藤本書記長も「連合内で運動を進め、社会に理解される運動を進めていきたい」と、それぞれ共に活動を進めていく決意を込めてあいさつされた。

 結成大会では今後の運動の重点課題を@行財政・公務員制度改革から国民生活と組合員の雇用・労働条件を確保すること、A労働を中心とした公正な社会を実現すること、B加盟組織の拡大をはかる、ことなどが盛り込まれた活動方針、規約などを確認した他、星諒委員長(全開発)をはじめとする役員を選出した。
 役員を代表して挨拶に立った星委員長は「公務員バッシングが自・公だけでなく残念ながら民主党の中にも見られる。今後厳しいことを覚悟しなければならない」とし、「様々な歴史、方針があるが、力をあわせて一緒に行動していけると確信している。今後、より一層組織を大きくしていきたい」と決意と抱負を述べた。
 国公連合北海道の結成により、全開発、道国税、全農林、全財務の4組織は今後、国公連合北海道として連合北海道に加盟する予定。

 結成大会で選出された役員は次の通り。

執行委員長 星   諒 (全開発)
副執行委員長 下道 正隆 (道国税)
小澤 修二 (全農林)
日浅喜代二 (全財務)
書記長 向田  修 (全農林)
書記次長 高倉  司 (全開発)
執行委員 渡辺  毅 (道国税)
高松  洋 (全開発)
草野 知秀 (全農林)
島尻  諭 (全財務)
会計監査委員 橋田  拓 (道国税)
選挙管理委員 今  克之 (全農林)