2005.12.06

地域に顔の見える連合運動を展開しよう
渡部会長再選、事務局長には佐藤副事務局長を選出


 連合北海道第18回定期大会が12月1、2日の2日間、札幌市「北海道厚生年金会館」で開催された。大会には全道各地から代議員、特別代議員をはじめとして350名が出席し、1号議案の「2006〜2007年度運動方針」などを執行部提案通り承認した。また、役員改選も行われ、渡部会長が再選、峯後事務局長の後任には佐藤富夫副事務局長を選出した。
 連合北海道は「地域に顔の見える運動」、「働く者の結集軸となろう」と渡部会長を先頭に新年度の運動をスタートさせた。
 冒頭、執行部を代表して挨拶にたった渡部会長は組織拡大の重要性についてあらためてふれ、「組織率に歯止めをかけるために2年間で2万人の拡大を実現しよう。実現させるための体制を本当につくり出していこう」と訴えた。また、制度の存続及び新たな制度の創設にむけ取り組んでいる季節労働者の問題についてもオール北海道で運動を展開しなければならないと述べた。さらには道職員の給与削減に関し「生活破壊、地域経済にも深刻な影響を与える」として、削減年数の延伸によって1年あたりの削減率を緩和するよう求めた。最後に政治課題にふれ、衆議院議員選挙における民主党の敗北について「解党的出直しが必要。今後の国の姿、骨格をどう描き、国民のどの層に依拠する政党なのか明確にすべきだ」と指摘。さらに「脱労組という考えが本当にあるなら、あまりにも安直かつ無邪気だ」と、これまでの考えをあらためて明らかにした。最後に、「いつの日か連合北海道の運動に共鳴、共感し様々な形で共闘してくれる勤労者が過半数を超える時代は来る。確信をもって運動をすすめよう」と呼びかけた。
1号議案の運動方針をはじめとする議案に対しては9産別、5地協の代議員から意見が出されたが、提案通り承認決定した。










 新たに選出された第9期役員は次の通り
 会   長 渡部俊弘(電力総連)再   
 会長代行 大場博之(自治労)再
 副会長  中山和則(北教組)再
   〃   工藤和男(情報労連)再
   〃   松本容司(JPU)再
   〃   森澄男(UIゼンセン同盟)再
   〃   渡部正寿(基幹労連)再
   〃   藤井和則(電力総連)再
   〃   星  諒(国公連合)新
   〃   児玉 明(私鉄総連)新
 事務局長  佐藤富夫(自治労)新
 副事務局長  村田仁(基幹労連)再
 執行委員 浅田明廣(情報労連)再
   〃   松浦俊一(事務局)再
   〃   小檜山秀昭(自治労)再
   〃   上野由照(事務局)新
   〃   高瀬典幸(北教組)新
   〃   北越優子(自治労)新
   〃   村井弘子(北教組)新
   〃   黒瀬千秋(情報労連)再
   〃   高橋宏尚(自治労)再
 会計監査 荒木英篤(紙パ)再
   〃   小澤修二(国公連合)再
   〃   中村善幸(サービス・流通)再
   〃   古川義雄(交通労連)再
   〃   木暮謙二(電機連合)再


□退任役員
 前副会長 鳥海光男   
 前事務局長 峯後樹雄
 前執行委員 桜田憲治
 前執行委員 石川邦子