2005.10.08

米国海軍第七艦隊所属のイージス駆逐艦「ラッセン」室蘭港入港に反対します

 米国海軍第七艦隊所属のイージス駆逐艦「ラッセン」が、10月12日から室蘭港への入港を計画している。
 ラッセンは本年9月に横須賀に配備され、米国の弾道ミサイル防衛(MD)を担う最新鋭の防衛システムをも備えたイージス艦。
 しかし米国海軍のイージス艦は、湾岸戦争やイラク戦争で先制攻撃のために核弾頭搭載可能の巡航ミサイル「トマホーク」によりイラク国民を爆撃・殺戮しており、高性能レーダーとミサイル制御システムにより戦争の中心的役割を担う「イージス艦」の性能を考えれば、最新鋭のイージス艦ラッセンが防御的な側面だけを担う戦艦ではないことは明らかだ。
 連合北海道は9月21日に入港に反対する会長コメントを発表し、産別・地協・地区連合より「道・室蘭市への寄港拒否要請」、「米国への寄港反対・抗議」の打電行動を行っている。
 10月7日、小檜山政策道民運動局局長と神馬胆振地協事務局長が、道知事への入港中止の申し入れを行いました。(回答・応答要旨は別紙)
 米イージス駆逐艦「ラッセン」は、多くの道民の不安・中止要請を無視し、10月12日の入港を計画しています。入港の場合は同日朝8時より現地抗議集会・デモ行進を行う予定。