2005.09.07

小泉はブッシュの飼い犬だ!連合 笹森会長 痛烈に批判

 全国700万連合の笹森 清会長が台風の中来道し、北海道選挙区の応援をした。
 笹森会長は、「小泉政府になってから、勤労者の生活は破壊され続けている。なぜか。その最大の動機は、小泉がブッシュの“ポチ”といわれるように、米国政府の命令のまま、国民生活を顧みず、規制緩和と構造改革を続けているから。」と痛烈に小泉内閣を批判した。
 また、郵政改革について、「野田聖子元郵政大臣に聞いたところ、彼女が郵政改革に手を付けなかった理由は、“国民の財産である340兆円を米国に渡すわけに行かないから”とすぐに答えが返ってきた。それもそのはず、毎年米国政府から日本政府には40項目以上の“改善命令”が出され、多くは規制緩和だが、その中の唯一の民営化要求に郵政がある。米国のトップ経済誌フィナンシャル・タイムスには、郵政法案が否決されたあと、“米国に来るべき3兆ドル(340兆円の郵政資金のこと)が、いったん遠のいた”という記事が載った。このことを見ても、国民の生活は全く不在の小泉改革の本質が見える。」と、幅広い情報から小泉を批判。
 更に、中央区では、降りしきる雨の中、足を止めた市民を前に、「この選挙のあとに待っているのは、大増税だ。月給30万円のあなたは毎月1万5千円増税される。これは総額11兆円を超えて、消費税でいえば4%以上の増税に匹敵する。消費税は上げないというのは実質的にはホゴにされている。しっかり民主党と自民党の違いを見つめていけば、政権交代しか勤労者の生活を守る手段はない。」と強く訴えた。

自民 武部幹事長は大嘘つき!手稲で

 “刺客”劇の張本人で、道内的には政治能力に疑問が持たれている自民党の武部幹事長は、本日4区の手稲駅前で大嘘をついたようだ。「自民党は北海道で弱い。同じ弱い愛知では、経団連の肝煎りでトヨタ労組が自民党の推薦を決めた。改革を止めないために自民党の支援を」と訴えたが、愛知で、あるいはトヨタでそんなことは微塵もない。
 明日、連合中部ブロックは中部経団連に政治と経済界の癒着の解明を求める申し入れを行う予定と聞いている。

 だいたい自民党は盛んに“民主党は労組の締め付けがあるから、改革できない”と言っているが、自分たちはいいだけ経済界と癒着してきている。“自民党は経済界の締め付けがあるから、改革できず、癒着ばかりしている。談合が一番いい例だ”が真実だろう。
 そんな自民党に頼っては、日本の未来はない。不透明な世の中で、これだけははっきりしている。