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2005.08.30
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9月11日は政権交代の日!
第44回衆議院総選挙のスタ−トのあたって
本日、第44回衆議院総選挙が公示され、12日間の選挙戦はスタ−トした。
今回の衆議院解散は、小泉首相の解散権の乱用であり、二院制に基づく議会制民主主義を否定するものである。だが、連合北海道は、市場万能主義に走り、国民生活の破壊と二極化の進行による社会の不安と荒廃をつくり出してきた、4年余の小泉政治に終止符を打つための絶好の機会であり、政権交代を実現する千載一遇のチャンスととらえながら、解散からは3週間余という超短期間の中をたたかってきた。
小泉首相と自民党執行部は、解散と同時に、郵政民営化関連法案反対の議員を公認せず、著名な女性の公認候補などを対抗馬として強権的に擁立するなど、連日“小泉劇場”と称される報道が繰り返されてきたのである。このことによって、民主党には埋没感を与えるなどの影響を及ぼし、内閣支持率は上昇へとつながった。小泉首相は、「郵政民営化は、改革の本丸」「今回の総選挙は、そのための国民投票」と強調し続けているが、このことは、先ほどふれた4年余の小泉政治を覆い隠すためのパフォ−マンスなのである。
しかし、有権者はいま、郵政民営化のみを最大争点とする主張に疑問を抱き、年金制度など、国民生活や社会の将来に対する不安を解決する政策を重視しつつあり、民主党が実現をめざす政権交代への期待は高まっており、選挙情勢は大きく転換しつつあることを実感している。
これからの12日間は、政権交代への道のりである。連合北海道は、すべての構成産別、地協、地区連合と固く連携し、組織の総力を挙げて戦い抜く決意である。小選挙区における12名の民主党公認候補の完勝および北海道ブロック比例区議席の拡大をはかり、戦後60年という節目の年に、政権交代という歴史的事業を達成しょう!
組合員・ご家族のみなさん!
明日以降は、毎日が投票日(期日前投票)です。みなさんの一票が、政権交代に直結して政治を変えます。ともにがんばりましょう!
2005年8月30日
日本労働組合総連合会北海道連合会
会長 渡部 俊弘 |
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