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2005.07.13
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「イラク問題を風化させない」、さらに取り組みを強める
米軍と自衛隊の撤退を求める集会を開催
7月6日、「イラク国民による政府樹立と復興を求める道民の集い −私たちは米軍・自衛隊の早期撤退を求めます−」が札幌市内ホテルで約200名が参加して開催されました。
この集会は連合北海道・民主党北海道などで構成する「イラクへの自衛隊派遣中止を求める共闘会議」が、市民団体などに実行委員会への参加を呼びかけ、32団体が主催実行委員会に参加して開催されたものです。
実行委員会参加団体を代表して挨拶した渡部連合北海道会長は「イラクを侵略・占領してから2年以上が経過し、移行政府発足後も自爆テロなど治安の悪化が顕著である。サマワの自衛隊も駐留2年目を超えた。派遣当初は道内マスメディアにも頻繁に取りあげられていたが、現在では1年・2年の節目か、事件・事故の発生以外は報道が少なく、結果、関心も薄れがちとなっている。このような中、アジアプレス所属の綿井記者が「リトルバーズ」というドキュメンタリー映画を発表した。この映画は2003年3月の空爆・戦火のイラク市民に何が起こったのか、そして、今も続く戦火の中で、イラクの人々はどう生きているのかを『爆弾を落とされる側』の目線でとらえた作品と伺っている。共闘会議では映画の自主上映も企画したが、札幌のシアターキノが7月16日からの上映を決定したことから、シアターキノ、そして市民団体と連携して、この集会を開催した。私たちは、この集会を機にイラクへの自衛隊派遣は当たり前ではなく、中止・即時撤退を求める取り組みをさらに強めていく」と挨拶しました。
集会は、ドキュメンタリー映画「リトルバーズ−イラク 戦火の家族たち」の予告編を上映した後、監督を務めたビデオジャーナリストの綿井健陽さんが講演、さらに坪井主税札幌学院大学教授(平和学)との対談が行われた。
「リトルバーズ−イラク 戦火の家族たち」の札幌での上映は7月16日〜22日、中央区南3西6のシアターキノで上映される。連合北海道では特別割引チケット(1200円)を販売中。問い合わせは政策道民運動局まで(011-210-0050)。
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