2005.07.04
戦後60年 沖縄でも不戦の誓い
平和オキナワ集会に連合北海道代表団が参加
連合北海道は6月21日から25日までの5日間、平和行動in沖縄を実施し、連合本部主催の「平和オキナワ集会」に参加するなど、24名の参加者は戦後60年の節目となる慰霊の日に、戦争がもたらした惨劇と非人間性の事実を強く心に刻み、鎮魂と不戦の誓いを新たにした。
一行は22日は宜野湾市役所での基地被害、また琉球新報社の前泊編集局次長を講師に「日米地位協定」を学習、さらに元ひめゆり学徒・ひめゆり平和祈念資料館証言員の宮城喜久子さんから沖縄戦の実状を聞き、悲惨な過去の歴史や基地被害の現状に耳を傾けていた。
1600人が参加した23日の「平和オキナワ集会」では、「沖縄戦の惨劇を決して忘れてはならない、決して風化させてはならない」とのアピールが採択された。
24日は普天間基地前で開催された「普天間基地の整理縮小を求める集会」に参加、昨年の8月13日に米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学前まで普天間基地の即時閉鎖・返還を求めシュプレヒコールを行いながらデモ行進。この集会の前段には糸数壕や沖縄戦初期の日米両軍の激戦場となった嘉数高地などの戦跡を見学。参加者は「戦争のむなしさを地域や職場に伝えたい」「二度と戦争体験者を出さない世の中にしなくては」などと、誓い合っていた。