2005.05.25


北海道労福協 結成40周年を祝う

 1964年の結成以来、労働福祉の推進に寄与してきた北海道労働者福祉協議会の結成40周年を祝う祝賀会が5月25日、札幌市内のホテルで開かれ、歴代の役員や全道各地の労働福祉関係者ら約200名が出席して祝った。
 主催者を代表して挨拶した船水理事長は「労福協運動の40年の歴史を振り返り、多くの皆さんが築いてきた労働福祉運動を学び、正しく継承し、これからも地域の勤労者福祉センターとしての労福協活動を全道で進めていく」と、結成40周年を節目にさらなる活動を誓った。
 また、お祝いに駆けつけた中央労福協の菅井事務局長は「社会保障制度が根本から揺らいでいる。加えて少子高齢化がすすんでいる。労福協の運動理念は真に豊かな社会づくり。幅広い勤労者と連帯し運動している労福協は貴重だ。40年の実績を財産に益々の発展を」、北海道高橋知事の代理として出席した麻田副知事からは「道内の福祉向上に尽力されてきたことは大きな意義がある。今後も推進されるよう期待している」とそれぞれお祝いの言葉をいただいた。
 連合北海道渡部会長の祝杯で始まった懇談では、歴代の役員や地域で労福協運動を推進してきた関係者らが苦労話しに華を咲かせ、これからの労福協運動の発展をそれぞれ誓い合っていた。