2005.1.25

北欧スウェーデンの労働運動と社会保障改革の学習・懇談会

 北大の協力により、スウェーデン労働総連合(LO)の社会政策担当の責任者であったインゲルマール・リンドベルグ(Ingermar Lindberg)さんをお招きして、スウェーデンの労働組合運動、労働・社会政策等についての懇談会を開催することになりました。
 同氏は、LO(ウェーデン労働総連合)が新自由主義に反対する大キャンペーン(レートヴィッサ・プロジェクト、レートヴィッサとはスウェーデン語で「公正」)を組織していたときに、その担当者として活躍されました。以前、連合の会議で日本にきていて、これが二度目の来日ですが、現在はLOはリタイアして、アゴラという左派のシンクタンクにいます。『福祉の理念』という興味深い本を書いています。
 
 北欧は、ご承知の通り、社会福祉制度の充実や、政府の財政再建で先進的な位置にあります。2003年には、カレン・M・アンダーソン オランダ・ライデン大学講師による「スエーデンの年金改革」の時局講演会を開催し、財政再建を果たし、社会保障制度の改革に乗り出すスエーデンの実情について講演いただきましたが、今回はそのような改革に対する労働運動の対応などについて、詳しくお聞きできるものと思います。

主催 連合北海道・政治センター
日時 2月22日(火) 午前10時より
場所 チサンホテル札幌 2階「ましゅう」
札幌市中央区北2条西2丁目 п@011−222−6611
ゲスト インゲルマール・リンドベルグ スウェーデン・アゴラ研究員
参加料 無 料 連合北海道加盟産別に限定