2004.12.03

「非正社員」を巻き込んだ闘いをめざす
05春闘闘争本部第1回拡大闘争委員会を開催

 3日午前、05春闘の第1回拡大闘争委員会が開催され、闘争本部の設置と方針が決定した。
 主催者あいさつに立った渡部闘争本部長(連合北海道会長)は、「小泉内閣の三位一体改革の無責任を追求し、国民の六割以上が否定するイラク自衛隊派遣延長に反対しなければならない。05春闘は、マクロ分配の適正化、格差是正、賃金水準の比較、新規失業防止と不払い残業撲滅、官民分断を防ぐ共闘態勢などを重要なテーマとして、しっかり闘おう。」と呼びかけ、続いて、峯後事務局長から05春闘方針が提起された。
 質疑討論では、パート組織化、地域共闘の点検活動、公務員制度改悪への支援、集中ゾーンの設定問題、地場への闘争支援強化などが出され、それぞれ今後の闘争委員会で調整をはかりつつ、強固な体制構築をめざすこととした。
 闘争委員会はアピールを採択し、団結三唱で締めくくられた。
 また、闘争委員会に引き続き開かれた産別・地協代表者会議では、冒頭に炭労が11月19日の解散式のお礼をあいさつでのべ、54年の炭労の歴史に終止符が打たれたことが報告されたが、参加者からは今日までの運動指導と寄与にひときわ大きな拍手が送られた。
 大山事務局長から「炭労はこれから道内の離職者全体を組織し、道内労働運動のローカルセンター連合北海道との連携を求めていきたい」と表明され、感謝とねぎらいの言葉を贈った渡部連合北海道会長からも、今後の連携に努める考えが示された。
 
方針等は