2008.07.07
ボランティア講座で「救急法基礎講習」を22人が終了
ボランティア講座・救急医療
 連合北海道ボランティアサポートセンターは、08年度ボランティア講座の一環として、を行い、受講した22人全員が認定証を授与されました。
 7月5日(土)に行われた日赤の救急法基礎講習では、日赤の札幌市救急法赤十字奉仕団の小林・原田両指導員から学科と実技の指導を受け、午前中には「赤十字救急法について」「一次救命処置」の学科と「観察・保温」「一次救命処置(心肺蘇生法)」の実技を行いました。
 また午後には、実際の状況を想定してのAED(自動対外式除細動器)と心肺蘇生法を組み合わせての使用習熟実技が行われ、受講者はそれぞれAED操作者と心臓マッサージ実施者や、救急車手配者などの役割を交替に演じながら実技に汗を流しました。
その後には、習熟評価を含む全体実技と学科評価が行われ、4時間にわたって行われた学科と実技についての、理解度と習熟度の評価が行われました。
 結果は、昨年度の救急法基礎講習の講座に続いて、受講者22人全員が修了の評価に達し、認定証を授与されました。講師から「日赤の救急法基礎講習は、すべての救急法の基礎になるもので、認定証は学科と実技を最後まで真剣に自分のものにしようと努力された証です。反復練習や3年に一度くらいは再受講するなどして、いざと言うときに備えてください」とのまとめがありました。
 今回の「日赤 救急法基礎講習」は、2時間1単位(野外講座・交流実践を除いて)のボランティア講座を、日赤のカリキュラムに合わせて4時間2単位として昨年から行っているものです。
 今後、08年度のボランティア講座は、8月30日の「障がい者サポート研修(車いすの構造と取り扱い)」を経て、9月27日には昨年に引き続いて旭山動物園での、「障がい者との交流」を行うこととしています。


 以 上