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2008.06.27 |
平和行動in沖縄(6月21日〜25日)に参加
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事実上沖縄戦が集結したとされる6月23日に行われる「沖縄慰霊の日」を中心に連合「平和行動in沖縄」が開催され、北海道から14名が参加した。
一行は21日から沖縄に入り、22日に独自学習を開催した。午前中は、まず嘉手納基地を視察した後、町の54%程の米軍基地を抱える北谷町(砂辺馬場公園)で「基地の現状と被害」と題して北谷町役場秘書係長の宮里泰明さんから「基地被害の概況」について説明がなされ、そして砂辺区自治会長の松田正二さんからは地元住民の生の声が報告され、見える基地を視察した。
午後からは、那覇市において、琉球新報社政経部記者の滝本匠さんから地位協定と米軍再編について新聞記者の立場から解説があり、続いて「ひめゆり学徒隊」であった宮城喜久子さんからは宮城さん自身が体験した沖縄戦の様子を学んだ。
6月23日には、連合主催の「2008平和オキナワ集会」が開催された。オープニングアトラクション(エイサー、地元中学生による平和への証言、寸劇「お笑い米軍基地」)に続き、平和式典が開催された。主催者として連合本部高木剛会長が、「沖縄では、米軍機の騒音被害が日常化しており、さらに米兵による事件・事故が多発している。連合は引き続き在日米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の見直しに取り組んでいく」と挨拶した。その後、地元沖縄連合会長の挨拶があった後、来賓挨拶、平和メッセージ、平和アピールが行われた。平和メッセージでは挨拶にたった北海道団の三浦正道団長(連合北海道副会長)が「北海道も米軍移転訓練、米艦船の民間港入港などの問題を抱えており、連合北海道としても在日米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の見直しに全力で取り組んでいく」との強い決意が述べられた。
6月24日は、「ぴーす・フィールドワーク」(沖縄戦・南部戦跡に学ぶ)が行われ、バスに分乗し、「嘉数高台」「糸数の壕」「ひめゆりの塔」「平和資料館」などを見学した。 最後に沖縄県庁前広場で米軍基地の整理・縮小と日米地位協定改正を求める集会を行い、牧志公園までデモ行進行い終了した。
参加した14名は、今回の経験を元に、地元及び産別の中でより一層の平和行動に取り組む決意を新たにし帰道した。
以 上
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