2008.05.27
『ストップ・ザ・格差社会!反貧困全道キャラバン』実施中!

 連合北海道は、パート・契約・派遣労働者の格差を是正し、医療・介護難民やワーキングプアを解消し、すべての勤労難民が安心して暮らせる福祉社会の実現を図るため、5月26日から29日までの4日間、全道6ブロックで一斉に全道キャラバンがスタートしました。
 石狩・後志ブロックのキャラバン隊は、26日午前8時45分、道庁北門前で「許すな!雇用と地域の格差拡大」と銘打ったキャラバン出発集会を開催しました。
 集会では、主催者を代表して連合北海道 村田事務局長の挨拶の後、中村キャラバン隊長(総合政策局長)より、非正規労働者の格差問題と医療提供体制の確立を訴えるキャラバン行動の趣意と決意表明がなされました。
 集会終了後キャラバン隊一行は、札幌市長、札幌市議会議長及び札幌商工会議所会頭へ、要請し、札幌市内を車で市民に訴えて廻った後、午後には石狩市長、石狩市議会議長及び石狩商工会議所会頭へ要請行動を実施しました。
 要請場面では、何れの機関も連合北海道の要請趣旨は十分理解するとし、可能な限りの協働行動を展開したいとしました。とりわけ札幌市上田市長は市場経済主義偏重の現況は大いに疑問があるとして、「労働者が大事にされない仕組みの中では、明るい将来は望めなのではないか」としました。
 17時30分からは石狩市役所前で石狩地区集会を開催し、雨中72人の参加者と共に格差の解消と労働を中心とした福祉型社会の早期形成を決議し、初日の行動を終了しました。
 キャラバンの各コースは、@石狩・後志  A渡島・桧山  B空知・胆振・日高  C上川・留萌  D宗谷・網走  E十勝・釧路 となっています。


 以 上