2008.02.21
連合北海道 「2008年春季なんでも労働相談」終了する
電話相談の様子
 連合北海道は、去る2月14日(木)から17日(日)の4日間、朝8時から夜7時まで全道の地協・地区連合において、労働に関する全ての電話相談を受け付けました。
 連合北海道はマクドナルド事件の様な、「中間管理職の残業未払い110番」と、本年4月1日施行される「改正パート労働法」の内容の周知と、正規労働者との均等・均衡待遇の実現の為、「正社員化、通勤手当、慶弔休暇、有給休暇問題パート110番」をテーマに、道内メディアの取材協力で道内の労働者に告知し実施しました。
 石狩管内のまとめとしては電話相談と、直接面接相談を含めて82人から相談が寄せられました(他の地協、地区連合は2月20日現在未集計の為、後日公表)。
 相談者の内訳を正社員・非正規労働者の男女で見てみると、正社員の男性が21人、女性が5人、非正規の男性が29人、女性が27人で圧倒的に非正規労働者からの相談が多くなっています。また、正社員・非正規労働者共通して多い相談内容は、不払い残業(13.4%)、賃金の未払い(12.2%)となっています。
 非正規労働者の特徴的な課題では、解雇・契約打切りが特に多く、全体の12.2%、非正規労働者対比では18.2%となっており、非正規労働者の女性では10.7%であります。
 その他、ハローワーク求人票で就職したが、「時間給が違う」「残業手当が出ない」「社員登用有りの書き込みで入社するが、その様な事実は無いと先輩が言う」など、労働行政に対するクレームも寄せられました。

以 上