2007.12.3
「07年度ボランティア講座」で、救急法講習を実施
救急法の実習を行う参加者
 連合北海道ボランティアサポートセンターは、12月1日に札幌市中央区の北海道教育会館で、「07年度ボランティア講座」の一環として、日赤(日本赤十字社)北海道支部から指導員を招き「救急法基礎講習」の学科と実技を行ない、修了者は日赤救急法基礎講習修了証の交付を受けた。

 07年度ボランティア講座の5回目として行われた今回の講習は、昨年は2時間ずつ2回に分けて行っていた「応急救護・担架搬送」などの講座を、日赤の「救急法基礎講習」終了資格の取得を目的に、日赤の講習カリキュラム(連続した4時間の講習と実技)に添った内容で実施ししたもの。

 当日参加した「ボランティア講座」の受講生17人は昼食休憩を挟んで、午前中は「赤十字救急法」「一次救命処置」の学科と「観察保温」「心配蘇生法」「気道異物除去」の実技、午後からは「AED使用法」の実技と「全体実技評価」「学科評価」に汗を流した。

 日赤道支部ボランティア講座参加者から講師として指導に当たった、林・加賀谷・小林の各指導員は、「終始、真剣な態度での受講で、全員が無事終了することができ大変うれしい。これからも、市民から救急隊、医療機関へと=救命の連鎖=が繋がっていることを十分認識して、もしものときに備えてもらいたい」と終了式で述べた。

 連合北海道ボランティアサポートセンターは、これからの講座として「実践講座=独居高齢者宅の除雪ボランティア(札幌地区連合との共催)」を行った後終了式を3月に行い、「07年度ボランティア講座」を終了する。