連合北海道の「平和行動ｉｎ沖縄」が、１１月６日から９日にかけて参加者１１名により実施された。
　今年も、事実上沖縄戦が集結したとされる６月２３日に行われる「沖縄慰霊の日」を中心に連合「平和行動in沖縄」が開催されたが、連合北海道は参議院選挙の最中であることから代表者のみが出席し、改めて連合北海道独自行動として代表団を派遣した。
　一行は、６日から沖縄に入り、７日に独自学習を開催した。午前中は町の５４％程の米軍基地を抱える北谷町で「基地の現状と被害」と題して役場職員からの説明を受け、最寄りの道の駅から嘉手納基地を視察した。午後からは、「ひめゆり学徒隊」であった宮城喜久子さんから沖縄戦の様子が報告され、悲惨な地上戦が行われた当時を様子を学ぶことができ大変有意義な学習であった。
　１１月８日には、「ぴーす・フィールドワーク」が行われ、「糸数の壕」「ひめゆりの塔」「北霊の碑」「平和資料館」などを実際に見学し、沖縄戦の実情について学習した。
　参加した１１名は、今回の経験をもとに、地元及び産別の中でより一層の平和行動に取り組む決意を新たにし、１１月９日に帰道した。

以　上