「すべての働く者の連帯で、共に働き暮らす社会をつくろう」をスローガンに連合北海道第20回定期大会が、10月30、31日の日程で開催されました。大会には、全道各地から代議員、特別代議員、傍聴など約300名が出席し、1号議案の「2008〜2009年度運動方針」など全議案を執行部提案通り承認されました。2日目には役員改選も行われ、新たに柳会長、村田事務局長の新執行部を選出し、新しい運動をスタートさせました。
運動方針等の議案に対し、9産別、1地協の代議員・特別代議員から意見が出されましたが、非正規労働センターの設置、最低賃金の大幅引き上げ、格差是正などの取り組みを進める運動方針が決定しました。
また、柳新会長は就任挨拶で「組織拡大と社会的に影響のある労働運動の推進」「地域医療の充実など、くらしの安心を図るための地域政策の具体化」「衆議院選挙の勝利」を掲げ、連合北海道の運動をさらに強力に進めていくとしました。
最後に、「全ての働く者の連帯に向け、連合北海道はその先頭に立ち、誰からも信頼される頼りがいのある存在になる」「非正規労働センターを立ち上げ、パート・派遣など非正規労働者の処遇改善に取り組む」「劣化する社会の軌道修正を図るため、社会の不条理、不公正と徹底して戦う姿勢をつらぬく」「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現に向けた働き方の改革を進め、労働分配率の改善や均等待遇をはじめとする公正なワークルールを確立し、『労働を中心とした福祉型社会』を構築する」とした大会宣言を全会一致で採択し、第20回定期大会を終了しました。
以 上
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