2007.09.26
渡島地協で組織拡大
 森の里病院労働組合結成!連合加盟を決定!


八月三一日(金)、森町・勤労者会館において「森の里病院労働組合」結成大会が開催されました。「森の里病院」は、森町にある民間病院で、隣接をするグループホームも含めると従業員約75名の施設です。

 労働組合発足のきっかけは、経営参加した組合員の皆さん悪化を理由とした賃金・賞与に対する不満と、見えない経営戦略、ものも言えない職場環境等々であり、以前から不満を持って辞めて行く仲間がいたことから我慢も限界に達し、組合結成に動きだしました。七月末に、道南医療会議を通じて連合渡島地域協議会に持ち込まれ、森地区連合をも巻き込んだ結成準備会を立ち上げ、慎重に作業を進めてきました。
 結成準備会は、「労組結成」の動きが表面化すれば、当然「つぶされる」恐れがあることから、秘密裏に事を進め、働くもの一人ひとりに結成の趣旨と目的について説得活動を展開し、80%を超える職員の賛同を得て、一カ月余りで結成までこぎつけることができました。
 「森の里病院労働組合」結成大会には、委任状を含めて63名が参加し、規約・方針・予算・役員構成について満場一致で確委員長あいさつ認するとともに、連合への加盟も確認しました。結成大会には、連合渡島地域協議会、地元の森地区連合もかけつけ「連合加盟」を歓迎しました。道南医療会議からも各加盟労組の代表者が参加し、労組設立をともに喜び合いました。
 翌9月1日午前10時、森地区連合・道南医療会議も立会のもと、病院責任者である病院長に対し、「労働組合結成通知書」を手渡し、労働組合結成について認めさせました。今後は、職場に内在する様々な課題について整理を図る中から要求書を提出していくこととしています。(渡島地協 八木橋副事務局長)

以 上