2007.09.25
2007平和行動in根室 晴天の中開催!

根室集会で挨拶する渡部連合北海道会長
 連合主催「2007平和行動in根室」行動が9月22日〜23日、根室市で開催された。
 22日には北方四島学習会が、北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で行われ、4つのセミナーが開催された。
24日には、納沙布岬・望郷の岬公園において、「2007平和ノサップ集会」が開催され、約1300名が参加した。集会後には「根室うまいもん祭り」も開催された。
 集会冒頭、主催者として高木剛連合会長が、「62年を越えて、未だ不法占拠が続いている。昨年も乗組員が亡くなるという銃撃事件が起きている。北方領土問題は、決して過去のものではなく今も続いている大きな課題である。今後も一括返還、日本建築の保存と活用、国としての返還に向けた責任と努力を求めていく。」また、参加者に対して「今回参加の経験を語り部となって家庭・地域・職場に伝えてほしい。」と述べた。地元歓迎挨拶に立った連合北海道の渡部俊弘会長は、「本集会は不法占拠の実態を確認し、速やかな返還を求めると同時に、世界に不法占拠の実態を訴える集会である。目の前にある根室海交流セミナーでのロシア料理講習峡は、行き止まりの海峡となっている。極めて厳しい問題であるが、元島民の方の大半が住んでいる北海道として、返還されるまで運動の灯をいつまでも灯し続ける。」と述べた。
来賓には、山本副知事、地元選出衆議院議員の仲野博子さんも駆けつけ、連帯の挨拶を行った。集会では、元島民の訴えや平和メッセージ、連合北海道の渡部会長から仲村信正連合沖縄会長への平和リレーも行われた。集会最後には、地元連合根室会長代行の綿井三博さんが、四島一括返還を願って北方四島に向かって力強く団結ガンバローを行った。

以 上