6月30日に、札幌市、ロイトン札幌において「2007年男女雇用機会均等法集会」
が開かれた。
例年は、前段に男性向けの男女平等講座を開催しているが、今年は個々の開催とした集会もかかわらず多数男性の参加もあり約200名の参加により開かれた。
また、連合北海道中小・パート対策委員会との連携により、講演後の交流会も含めた集会として行なわれた。
開催にあたり北越男女平等局長より、連合北海道「第3次男女平等参画推進計画」の浸透について、均等法の具体化、および職場での周知について、また、第21回参議院議員選挙においての小川勝也議員の勝利に向け総力をあげなければならない等についてあいさつがあった。
今回の基調講演は、新潟1区の衆議院議員西村ちなみ議員を迎え、「考えようパートタイム労働法」と題し、女性議員の実態、昨年改正となった「男女雇用機会均等法」の大きな進展はあるが、パートタイム労働者の差別撤廃までには至らなかった、パート労働法の政府案の問題点等について講演があった。質疑応答では、最低賃金の課題、正社員からパートへの勧誘の問題、政府の予算から見た民主党の考え方、パート労働者の労働条件についての民主党としての考え方等の質問があり、最低賃金法の概要、民主党としての考え方、同一価値労働についてふれ回答があった。
続いて、イオングループジャスコの篠田昭子さん、自治労の高野美枝子さんからそれぞれ職場報告があり、本集会のテーマである均等法についてそれぞれの立場から前向きに職場改善に向けた努力が感じられる内容であった。
交流会は、約100名の出席により開かれ、中小・パート対策委員会森澄男委員長から開催のあいさつがあり約1時間程度ではあったが、他の職場実態、現状等も含めそれぞれ交流が行なわれ、なごやかな中お開きとなった。
以 上
|