2007.06.20
STOP THE 格差社会!参議院選挙勝利!
  ―2007連合政策実現緊急集会を開催


 国会が最終盤を迎え、会期延長をめぐる緊張が高まる6月19日、連合北海道は民主党北海道と共同で、「2007連合政策実現 緊急街頭行動・集会」を実施した。
 民主党が明らかにした「消えた年金記録問題」が、与党・安倍政権を大きく揺さぶり、国民の支持率は急速に低下。これは、十分な審議を尽くさず、無責任な対応や強行採決を連発するなど、強引な国会運営に終始する与党・安倍政権に対する国民の怒りの現れだ。その上、安倍首相は、何としても国家公務員法改正案を押し通そうと、破れかぶれで国会延長に持ち込んだ。
 連合北海道は、安倍政権の国民・勤労者にさらなる負担と犠牲を強いる、大企業重視の政策に反対し、安心と信頼の政治実現、生活者重視の政策への転換を強く求める。

●「民主党がんばれ」と市民からエール
 この日札幌市大通公園4丁目で行われた緊急行動はまず午後5時から、街頭演説とビラ配布。小林前衆議、峯廻札幌市議、三宅札幌市議、そして蝦名道議がマイクを握り、年金問題をめぐる政府の対応を批判しながら、民主党への支持を訴えた。また、組合員約30人が加わったビラ配布行動は、市民の反応も良く、自らビラを受け取りに来る人もいるほど。これからススキノで一杯というサラリーマンは、「今回は民主党にする。今まで自民党だったけどダメだ。民主党、頑張って」などと、エールを送って下さる市民もいた。

●参議院選挙勝利で政権交代へ
 午後6時から開かれた緊急集会には、組合員約300人が参加。主催者あいさつで渡部会長は、安倍政治の「国民を踏み台にした成長力底上げ・あげ潮路線」を批判した上で、「安倍政権が野に下る、自民党が下野すれば、本当の『戦後レジュームからの脱却』だ」とし、小川勝也参議の三期目実現と連合8候補の完勝により、政権交代の前段状況をつくりたいと述べた。次いで民主党道民連合議員会の沢岡筆頭副会長から、「国会終盤で安倍政権は悪あがきをしている。会期を延長して年金問題を隠そうと画策する安倍自民党政治にストップをかけるため、連合北海道の仲間の皆さんとともに、民主党北海道は全力で政権交代に向け頑張る」と力強く連帯あいさつを受けた。さらに、集会開会時刻の直前、参議院でイラク特措法改正案と教育関連3法案が、委員会で強行採決されたことから、抗議アピールが緊急提起され、改めて与党・安倍政権への強い怒りに集会会場が包まれた。この後、村田副事務局長の情勢報告に続いて、集会アピールが採択され、参議院選挙勝利への決意も新たに、団結ガンバローで集会を締めくくった。

以 上