1月20日、札幌センチュリーロイヤルホテルにおいて「2007北海道ブロック女性会議」が開かれた。
全道の産別、地協、地区連合から26名が参加し2007春季生活闘争の方針ついて認識の一致を図った。
連合本部からは、オルガナイザーとして龍井総合人権・男女平等局長、森原男女平等局部長が参加し会議は進められた。
龍井局長の提案においては、日本社会は深刻な格差拡大と二極化に直面しており、企業業績は、5年連続の増収が見込まれている一方で、マクロ的な労働分配率の低下が顕著となっている。また、パート・契約・派遣労働者等が増大している中、多くの正社員は長時間労働を余儀なくされ、働き方の二極化は、社会の問題となっている。
07春季生活闘争は、雇用分野をはじめとする行き過ぎた規制緩和や市場中心主義がもたらした格差社会・二極化社会から公正・安心・安全な社会への転換をめざし、労働・生活への分配へと反転させることが必要であるとのべた。また、パートタイム労働者当の均等待遇・処遇改善については、法制化、労使会議、組織化、社会的世論喚起の取り組みを一体的に進めていくと提案があった。
会場参加者からは、今年初めて組合員契約社員が出産後に復職をし、子育てをしながら頑張っているとの報告もあり、厳しい労働条件ではあるがこれからも仲間を増やし共に力をあわせて頑張りたいとの発言もあった。
限られた時間ではあったが、07春闘の取り組みに対し認識の一致を図り会議を終了した。
以 上
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